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それから、道場へ移動。
マイキーも食後の運動の為、参加するらしい。


『そういや、ケースケも黒帯だっけ。』

「おぅ。しかしマイキーは相変わらず白帯だよな。笑」


チラリ、と白帯を結んでるマイキーを見て笑うケースケ。
Aも釣られて笑い出す。


「はあ?じゃあ、場地とAは俺に勝てるのか?」

『勝てねぇ。笑』

「それな。笑」


マイキーの言葉に2人は即答。
その様子を見ていた京極くんは思わず笑っていた。
彼にとって、A達は赤の他人も当然。
頼りの恋人は親友と一緒に更衣室にいる。


『お、やっと笑ったか。』

「す、すみません…」

「何で謝んだ?高校生は笑ってなんぼだろ?」

『そうそう!学生のうちは笑っときな!』

「お前らは笑いすぎ!」


そうこうしているうちに、毛利さんが道着に着替え終わったらしく、鈴木さんとともにやってきた。


「真さん、来た時よりも表情和らいでる!」

「そ、そうですか…?」

「まあ、硬くなるのは分かるワ、俺達初対面だし。」


軽く身体を解しながらケースケが言う。
中学生の頃は知らない奴でもムカついた奴に喧嘩ぶっ放してたのに、マトモな事言っちゃって…。
そういう俺もそんな奴等とつるんでたから人のこと言えない。


『よし、ケースケ。やろう。』

「おー、いいぞ!手加減なしな。」


ケースケと向き合い、形だけの礼をする。
最初のうちはしっかりと、技を決めたりしていたが徐々にただの殴り合いと化していた。


「ただの喧嘩になってるじゃん!」

「…こ、これが元暴走族の喧嘩…」

「え、園子さん達の担任の先生って、元暴走族なんですか…!!?」


驚いた顔をする京極くん。
因みに、役職についても伝えたらさらに驚かれた。


「ねえ、京極くん…って言ったっけ。」

「は、はい!」

「俺と一戦、やってくんない?」


Aと場地が一戦やっている最中、マイキーが京極を誘う。
蹴撃の貴公子と言われる高校生最強の京極と、無敵と呼ばれていたマイキー。

この試合は見ものだが、Aと場地は稽古(という名の殴り合い)をしている為見る事は叶わなかった。

マイキーの蹴りが京極くんを襲いかかるが、瞬時に腕で防いだ。
マイキーは自身の蹴りを防ぐ事が出来た人間が極希で京極は高校生最強と言えど、一発は喰らうだろうと思ってた為、驚いた表情をした。

しかし、流石は高校生現役と言ったところか勝敗は京極の勝利で終わった。


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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております!頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン!神作だ!これからも頑張ってください! (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:liquor | 作成日時:2022年7月19日 22時

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