【DC】2年B組担任の秘密事【東リベ】

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ところ変わって今いる場所は披露宴会場。

今日はパーちんの結婚式である。
綺麗な人を嫁に貰うパーちんは恵まれている。
幼馴染だと言うからまあ、結婚する可能性は高かったのだろう。

ドラケンもそうだし、タケミっちも幼馴染というか昔からの付き合いだったし。



「あのパーが結婚か。考えた事ねェわ。」

「オレも。」

『おいおい、そんな事言うなよ。パーが可哀想だろ。』

「そう言ってAも思ってんだろ。」

『当たり。』




「おい!!!!それオレの前で言うかよ!!!?」




そう、このやり取りは花嫁花婿の前で起きている会話。
Aは一虎とケースケと一緒に祝いの言葉を送っている最中である。一応な。




「ふふ、貴方のお友達面白い人ばかりね。」

「おー、やっぱ見る目あるね。サイコーのダチだろ？」

「うっうぅ…！」

『パー泣くなって。だらしがないぞ。』

「だってよぉ！(泣)」





うおーん、と情けなく泣き叫ぶパーちん。
まあ、気持ちは分からなくもない。最高の友達と言われるのは心地が良い。



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【パー！おめでとう!!!】

【嫁さん大事にしろよ〜!!!】



スクリーンに映された友人からのお祝いメッセージ。
その場で言うのは恥ずかしいからと勝手に決め込んで動画にも残しておいたのだ。


そして、次々とお祝いのメッセージが流れ、画面が変わった。




【パー、このような格好で悪いな。】


病院着を身に着けたAが映し出された。
撮影したのはまだ入院中だった。
編集の時間もあって、丁度良い時がまさかの入院中だったのだ。



【まさか、パーが結婚するとは思わなかったな。いや、結婚しないとは思ってもないからな！綺麗な嫁さんで羨ましいな！パーは馬鹿だから苦労すると思うけど仲間想いだったから家族思いになる筈だから安心しても大丈夫だな！長くなったけど、改めてパー結婚おめでと！また仲間で呑みに行こうぜ!!!】












『改めて見るとなんか恥ずかしいな。俺、こんな事言ってたっけ。』

「分かるわー、俺も自分の見て恥ずかった。」




過去の俺よ、もう少し真面目に答えて欲しかった。







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