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「うん。凄い寝てたから回復してきてるね。」
『元から回復力は高いのが取り柄ですからね。』
「これなら、2週間位で退院できそうだ。」
診察が終わり、医者は出ていった。
その入れ替わりに、ドラケンや三ツ谷を筆頭に東卍メンバーが入ってきた。
「本当に心配した…!!!」
『泣くなって、一虎。回復力高いのお前も知ってるだろ？』
「…そうだけど。」
ぎゅう、と大人気なく抱きつく一虎の頭を撫でる。
十数年前に起こした血のハロウィンで懲役10年を科せられ再度少年院に入れられた。
今は更生し、場地と千冬と共にペットショップで働いている。
『一虎はいつまでも甘え上手だな。』
「A限定だろ。俺達にはそんな素振りを見せないぜ。」
「ちょっと、場地黙っててよ。」
ギャーギャー騒ぐ東卍メンバー。(主に一虎)
Aは蚊帳の外にいる蘭と園子に気が付いた。
『毛利さん、鈴木さん。ごめんね、騒がしくて。』
「いえ…。」
『いい加減離れろ、一虎。』
「……やだ。」
ぷいっと顔を背ける一虎に苛つく。
『餓鬼か。』
「餓鬼でいいもん。」
『ケースケ。』
「おー。離れろ。Aに嫌われても良いのか。」
「嫌だ。」
"Aに嫌われる"
その言葉で離れる一虎に苦笑いする。
『来てくれてありがとうな。』
「私達を守ってくれたので…それに、」
口ごもる蘭にAは察した。
『過去の話もしなきゃだな。…その前に俺の処分がどうなっているのか気になるところだけど…。』
「あ、その事なんですけど。」
「2週間の謹慎処分で済みます！」
『謹慎処分？それだけ…？だけど、俺は昔暴走族でサツにも目をつけられた人間なんだぞ。』
本来なら懲戒免職になるはずだったが生徒達、主に2年B組の生徒達が猛抗議をしたそうだ。
そのお陰で、過去を除きその他の評価が高い事から目を瞑り、療養兼謹慎期間として2週間与えられた。
『君達には本当に助けられてばかりだな。何か礼をしなければならなくなった。』
「先生がまた2年B組に復帰してくれたらそれでもう十分ですよ！」
「本当にいい生徒だね。」
「本当にAが先生とは…思いもよらなかった。」
『うっせ。』
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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております！頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (
レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン！神作だ！これからも頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liquor | 作成日時：2022年7月19日 22時
