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「何だ、テメェ…。」
『それは此方の台詞だ。何故学校に不法侵入した。』
「はっ、そんなん当たり前だろ。…学校は腐ってるからぶっ壊しに来たんだよ!!!」
そんな下らない理由で襲撃してくるとは本当に馬鹿だ。
ケースケの方が場を弁えてる。
さっさと、退散して欲しいと願うばかりだが、そんなの叶えてくれる奴らでは無いのは百も承知だ。
「センコーなんて一番腐ってる生き物だ!!!てめーら、ぶっ潰せ!!!」
「「「おおっ!!!」」」
一斉に襲い掛かってきた奴等。
一人に対して数人で襲い掛かってくるとは本当に男気のねぇ奴等だ。
「くっ、コイツ何もんだ…!総長、コイツ只者じゃねぇ!!!」
襲い掛かってくる拳や武器を躱し、反撃をする。
攻撃してくる奴等もAが反撃してくるとは思わず怯んでいる。
『出ていかないのならそれまでの反撃をしたまでだ。』
「ふっ…ははははは!!!!そうは言ってもよォ…、テメェ無意識に教室を背にしてるって事は…
…教室に人がいるんだな。」
『…ッ!』
後ろに気を掛けすぎたか。
頭が悪いヤンキーに気づかれてしまった。
総長らしき男が視線で合図を送った。
それを見た数人が武器を持ち、教室の扉をガンガン壊し始め、中から生徒の悲鳴が聞こえてきた。
『止めろッ!!!』
「おっと、テメェは俺が相手だ。」
扉を壊している奴等を止める為に動こうとすると総長が止めに入ってきた。
終始、生徒の悲鳴が聞こえてくる。
Aはいても立ってもいられず、総長を殴り飛ばした。
その隙に扉の窓ガラスを割り、教室に入って行く男達。
中から鍵が開き、次々と入っていく。
机が倒れる音や、床に鉄パイプ等を叩き付ける音が響いた。
『生徒に指一本触るな…!!!』
「先生…」
生徒を背にして守る。
ただ、30人弱いる生徒を一人だけで守れるかどうか。
「いつまで、耐えれるか見者だな。…やれ。」
『クソッ……本当に何なんだ。急に押し入ってきて、襲撃理由がぶっ壊しにきた?下らない。』
「んだと…!!?」
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続
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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております!頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン!神作だ!これからも頑張ってください! (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:liquor | 作成日時:2022年7月19日 22時