一目惚れ ページ4
綺麗だ、その一言に尽きる
オッドアイって現実にいるんだなとか思いつつも
僕は言葉を発した
・
・
めっちゃ見られとるで、怖いわぁ
可愛らしい子やけどね
「オッドアイって気持ち悪いんだよ」
…あかんな、まだ引きずっとる
言われた時とても悲しかったし苦しかった
別にええやろって
皆が皆オッドアイじゃあらへんわけでもない
たまたまなんよ、偶然オッドアイになっただけで、、
「ぶつかっといて言うのも何やけど、あんま見ないでくれへん?」
本当は言うつもりはなかったんやけど
自己保身をするかの様にスラスラと言葉が出る
俺はただ……
「むっ、何故見てはいけないのか?それにただ見惚れていただけだが、しかし何とも綺麗なオッドアイだな」
目を見開いた
ただただ、嬉しかった
それでも信じられへんけど
「そっ、そんな事言うても騙されへんよ!本当は気持ち悪いって思ってるやろ!?」
「?何でそう思うのだ、僕は良いと思うが。丁度良い、僕のファミリアーにはならぬか」
「何なんファミリアーって、それに嘘は吐かなくてええんよ。気持ち悪いなら気持ち悪いなって言って欲しいんよ」
「しつこいな、だから言っているだろう!綺麗だと!もっと自信を持て!折角この僕が褒め称えているというのだから!」
…俺と違って自信家なんやな、お師さんみたいやね
おとなしそうやけど
やっぱ見た目だけで決め付けるのは駄目やなぁ、、
・
この子は俺の事を軽蔑していない、嬉しいなぁ
しかし、お師さんが気に入りそうな子やね…
まぁ仲良くしたいなぁ
思わず顔が綻んだ
【この出会いは必然なのか】
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作者名:成海 | 作成日時:2018年2月1日 22時