【あんスタ】 自分が今まで行ってきた全てが、決して無意味では無かったと信じたい。

ま ページ8

一般的に保健室登校とは


私もよく分かっていないけど


『保健室登校だとずっと保健室に居ないといけない』


自由を制限されていると思われがちだ


というかそれが保健室登校なんだけどね


しかし私がルールを守る訳がない


ずっと保健室に居てもつまんない上


裏奇人の守沢が頻繁に出入りするせいで


快適に過ごせないから


だから美術室にずっと閉じこもっている、此処を授業で使用する時以外だけど


誰も入ってこれないように


マスターキーでは開けられないようになっている為


ある意味避難所


まぁ私と仲が良い(裏奇人以外)人、さがみんとあきやん、あんずちゃんだけに


此処の鍵を上げたから


そいつらからは逃げられないのだけど


これも全て概ね自分勝手なのだろう


それだと母からの遺伝のようで嫌になる


仕方ない事なのだが


勿論だけど授業前の休み時間には鍵は開いてるよ


じゃないと入れないしね


「じゃあ行ってくる」


佐賀美「もう行くのかー、これでも持って行け」


…お菓子って良いのかよ


本当にさがみんには色々感謝している


「ありがとう」


佐賀美「大した事じゃないけどな」


「そんな事ないから」


こういうさがみんとの他愛無い会話も


２週間後には出来なくなるのかと考えると


悲しくなる故に


母を憎らしく感じる

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