【あんスタ】 自分が今まで行ってきた全てが、決して無意味では無かったと信じたい。

出会いのライブ ページ45

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「お兄ちゃん、早く！」



「分かったから引っ張るなって！」





俺は妹と一緒に夢ノ咲のライブに来ていた


今年から女性アイドルのライブを行うらしく


見事その女性アイドルユニットに一目惚れしてしまった妹に『付いてきて！』と言われた


正直面倒だったし妹一人で行って欲しかったけれど


何だかんだ心配で付いてきてしまった


俺は案外シスコンなのかもしれない




・




ー『今日は来てくれて有難う』−





目を奪われた

可愛い、って思う



刹那

音楽が流れる



それは一言では表せない程凄く
とても綺麗な物だった



時々ファンサービスもあって

微笑みを浮かべたり、手を振るその姿に


俺は胸が高鳴った気がした






・




懐かしいと思うのは俺だけで

先輩は覚えていない



アイドルと観客

その間隙と並行に進む線

一生交わらない並行線


それが少しでも交わるようにって

不純な動機でアイドル科に入ったのに

全くもって距離が近付かない

こんな筈じゃ無かったのにな…



「はぁ……」



「どうしたんだイ、溜息を吐くなんテ」



「わっ、お前は逆先か」



「そうだヨ衣更君悩み事かナ？

……相原Aについて」



「！何でそれを」



「姉サンに関しては深く追求しない方がいイ
僕達ですラ殆ど知らないというの二」




「………。」



「好きなノ？姉サンの事ガ」



「それは…」



「別に隠さなくて良いヨ姉サンは外見はいや、中身もとても綺麗だからネ
好きになるのも仕方ない事ダ

だかラ好きになる人も一杯いル…
君だけじゃないんだヨ
まぁ頑張ってネ」



「嗚呼…」




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ーー
口調分からないよー

そしてすみません真緒君と真緒君ファンの皆さん



以上、作者でした

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