【あんスタ】 自分が今まで行ってきた全てが、決して無意味では無かったと信じたい。

で ページ30

朝起きて欠伸をし


着替えて


朝食を食べ


学院へ向かった


そんな安穏な日々はこのニ十分後全て崩される



・


立ち入り禁止の札


記者らしき人達


フラッシュの音、中央に立つ学院長


何があったのか


学院長と目が合い、小走りにこちらに向かってくる



「相原さん、今日は全校生徒出席停止となっていますよ保護者の方にメールを送りましたが」



「教えてくれなったので、ところでこれは…」



「相原さん」



「はい？」



「実は昨日の夜頃に東條さんが屋上からの飛び降り自 殺を図っていたらしのです」



「は？」



意味が分からなかった


言っている意味がとかじゃなくて


何で亜夢が自 殺をしようと思ったのか




「…動機は何ですか」



「普通科の生徒達からの虐め、暴言等らしです。その普通科の生徒達は退学処分となりましたよ」



「そうですか、、」




・




何で亜夢は虐めを受けたのかが分からない


妬みならば私も対象の内なのに、


けれども私は意外と普通科の生徒と仲が良かった、、


そうすると亜夢は男子や私と関わっていた事が原因で


私が普通科の生徒と関わらなければ


私も虐められていた


そして私がそいつらを挑発したりして


亜夢が虐められる事を防げたのかもしれない


そうすれば確実に


亜夢は自 殺などしなかった


どうしようもない程遣る瀬無い気持ちになる


迷惑、だと思ったのか



…亜夢は死んだのか




「あの、学院長！亜夢はその、亡くなったんですか、、」



「いえ、亡くなってはいませんが、脳の外傷によって動物性機能が働いていない状態、つまり植物状態となってしまったそうです。もしかしたら意識が戻る時があるかもしれません」



「それでも、良かったです。生き返る可能性が有るのならば」


「そうですね、、さぁ帰りなさいここに居ると記者達からの質問攻めに合いますよ」



「はい……あと学院長、私何か月か登校拒否しますやるべき事があるので……」



「本当は駄目なんですがね、仕方ないですしかしその後の責任は自分で負う様に、留年する事はないとは思いますが」



「はい、分かりましたそれでは」




・



大丈夫だよ、きっと生き返るから…



・





ー

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