さよならホワイト４

紅白 ページ38

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季節は冬





またこの忙しい時期がやってきた


年末なんて仕事の面ではキツイしか言葉が出てこない






そんな日々を見送ってやっと





31日、大晦日





亜嵐くんと2人でゆっくりまったり家で過ごせる今日







そして







涼ちゃんの夢がまた一つ叶う今日









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紅白とか









出てみたいよなぁ









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話してたのが昨日のことのように

思い出されるんだ








もう違う世界の人なんだって

テレビ越しで感じちゃうこともある



それくらいかっこよくて









尊い


って表現であってるのかな





ほんとに自慢できる幼馴染をもったよ









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標準のサイズのコタツなはずなのに
ふたりくっついて狭い狭いってやってる








今年もあと数時間






テレビはずっと紅白を流してて
お酒ものんだりして









「あ！次だよ！！」






画面越しに涼ちゃんをみて







どんな場面でも堂々とするその姿に何故か誇らしくなった









毎週やってる音楽番組とか
誰もが知ってる国民的バラエティに出たり、


きっと涼ちゃんは私が一生みることのない景色もいっぱい体験してるんだろうなぁ







そこには絶対、努力があって



だからといって表に出すこともなく、








知ろうとする人だけが知ってればいい









愛されることも
けなされることも





ただ、目を向けてくれたってことに意味がある








私の人生





涼ちゃんと亜嵐くんに出会えた事が






価値あるものなんだ









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きっと今年も会えるよ







そう願って、新たな年は明けた

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