甘い蜜 ページ2
.
「ねぇ涼ちゃん、私に嘘をついてるの？」
…
…
…
…
…
涼『会って早々いう言葉がそれ？笑』
君は
そうやって眉を下げて
困ったように笑うんだ
.
本当に来てくれた
会いたいと願って、連絡をとったのは私の方からなのに
私自身がびっくりしてる
「もう、会ってくれないのかと思った」
涼『それはAが勝手に思ってただけやん
俺ら今はもう友達なんやし、ふつーに会うことくらい』
「涼ちゃん、もうその演技はいいよ」
涼『…
A…
俺は嘘をついてないよ』
A「どうしてほんとの事を言ってくれないの？」
涼『全部これが事実だよ
信じてくれないなら別にいいけど』
「信じてるよ、信じてる」
約束したんだもん
亜嵐くんと
待ってる人のことを信じるって
「涼ちゃんが、他の人のことを好き、になっ、たのも信じてる
あの事故があっても翌年会いに来てくれたことも信じてる
事故した時……記憶がなくなったことも、信じてる
涼ちゃんが私を迎えに行こうとしてくれたことも信じてる」
涼『なぁA、その話っ、どこで…』
ryota side.
最初の方は
ちがうよって、つい言いかけた
好きになった人はAしかいないよ
翌年じゃなくてそのもう一年後、記憶を取り戻してからなんだよって
そうだよ、記憶をなくしたよ
そうだよ、俺はあの春
Aを迎えに行ったんだよ
Aに届いてたことが素直に嬉しいのに
.
途中から
核心をつくAの言葉に驚くことしかできなくて
なんでAは俺のあの記憶のない2年間を知ってる？
『Aは…どこまで知ってる？』
.
「何も知らないよ」
「だから教えて」
.
罠に
ひっかかったような感覚
ここで言ってしまえば
俺はAを取り戻せるかもしれない
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南(プロフ) - ゆいはんさん» コメントありがとうございます！名古屋公演だけの曲も気になりますよね！！楽しみましょう！ (2019年10月7日 0時) (
レス) id: 1e5d075de8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいはん(プロフ) - 私も名古屋参戦します！一緒に楽しみましょうね！！！ (2019年10月6日 20時) (レス) id: 1086476deb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 | 作成日時：2019年9月14日 0時
