［３−７］ ページ29
潤side
雅紀にぃの怪我から2週間後。
「ただーいまー！」
2階からリビングへ向かおうとする俺へ
玄関から聞こえた雅紀にぃの元気な声。
だから俺はリビングへ進める足を変えて
くるりと雅紀にぃをお出迎え。
「雅紀にぃ、おかえりー」
「おお、潤！ ただいまっ」
やけにテンションが高い雅紀にぃに少し驚き、
笑いながら一緒にリビングへ向かう。
「雅紀にぃおかえり〜」
「おかえり雅紀」
「みんなただいまー！」
「おかえり、雅紀。
あ。それもう外れたんだ」
リビングに入ればくつろいでる和とテーブルに座る
智にぃと翔にぃが雅紀にぃを見つける。
そして智にぃはふわっと笑って
ちょんっと雅紀にぃの左腕に触れた。
「うん！ 今日病院で外してもらったの♪」
「んふふ。良かったね」
ドヤ顔ながら嬉しそうにピースする雅紀にぃ。
それに軽くピースし返した智にぃに笑った翔にぃが
そのまま何かを雅紀にぃに聞いている。
俺はそれを横目にリビングでくつろぐ和の隣へ。
そしたら和がにこって
安心したように微笑んでて思わず凝視。
「……なんすか」
「いーや？
雅紀にぃ、元気になって良かったなーって」
「まあ、智にぃと翔にぃが
話でも聞いてくれたんでしょうしね」
「まあな」
チラッと雅紀にぃを見れば智にぃと翔にぃに
「頑張るって言ってくれたよ！」って
太陽みたいにニカッと笑いながら話してる。
何の話かは分からないけど
吹っ切れたっぽいのは感じるからいいかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 391人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年6月19日 0時
