ガガガガい 本編５幕開け ページ42
そう言って、ヤビは笑う。そして、少し控えめに咳払いをした。
「そろそろ、お茶を片しましょうか。お二人は先程のソファに移動してください。」
ヤビはわざと笑顔を押し殺しているように見えた。
これから行う事のために、雰囲気を作っているのだろう。
言われた通りソファに腰掛け隣を見ると、目線の先には、同じ黒色のソファに座ったドロが見える。
この部屋に連れて来られた時は、ドロが座っていたソファと俺が座っていたソファは隣り合っていなかったはずだ。
そう思って下に目を向けると、先ほどまでは気がつかなかったが、黒く長いレールが敷かれている。
おそらく、俺たちが今座っているソファを移動するためのレールで、三人でお茶を楽しんでいるうちに、機械で動いたのだろう。
「計画って、なんなんでしょうね…」
ドロは先程より緊張した様子で言った。
「『捕獲』って言う言い方もね…」
俺もそのテンションに合わせて言う。
そのとき、目線より少し上から、何やら大きな音を立てて白い布のようなものが降りてきた。
おそらく、プロジェクションマッピングを映すモニターのようなものだ。
ヤビが階段から降りてきた。いつの間にかお茶のセットを片付けていたようだ。
「それでは、先ほど言った計画の説明をいたします。」
そう言ったヤビの手には書類と、何やら操作機のようなものがあり、彼はそのボタンを押した。
モニターに、大きな文字が映し出される。
《ミッション１・魂の分離方法の追求》
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川川わらび - 暁さん、コメントありがとうございます！そう言っていただけたのは初めてなので、大変嬉しい思いです。更新ペースはあまり良くないかもしれませんが、気が向いた時にいつでも読んで頂ければと思います！ (2020年11月3日 13時) (
レス) id: c7e5b74a91 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 是非いつか合作など、一緒にして頂きたいものです。貴方の様な作者様の作品が、有名になられることを願います。頑張って下さい！ (2020年11月3日 9時) (レス) id: 8896c28c37 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 私も最近占ツクで書き始めた者なのですけれど、ここまで小説に寄せられている作品を見るのは久しぶりです。これからの活躍を期待して、お気に入り登録と、高評価の方、押させて頂きました。 (2020年11月3日 9時) (レス) id: 8896c28c37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：川川わらび | 作成日時：2020年10月31日 0時
