君と私の宝物② 《Jungkook》 (ページ4)

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この気持ちは、、ページ4

JN『おっ来たね～♡A♡』

｢オッパ！練習進んでる？｣

JN『いやいや、僕とナムで何が出来るっていうんだい？』

そうだ、、この2人の苦手分野。ダンス。
入学式の時のすっごいかっこいい踊りっぷりからは想像もできないクオリティーのダンスを目の前にした時は、さすがにひっくり返りそうになった。

ユンギを筆頭にものすごい練習量と舞台の照明、歌とラップでなんとか騙し騙しやってきたそうな。

それが今はグクとホソクが入ってきたおかげか、ものすごいスピードでふたりが成長している。グクとホソクはオッパたちの先生だ。

NJ『ちょっとここが分からんから教えてくれ。』

JK『えっとそこは～』

なんてサラッとなんでもこなすグク。かっこいいんだけど、そのモサモサとメガネはいつになったら辞めるんでしょうか、、

JK『こんな感じです！わ、分かりました、、？』

NJ『あぁ、、すっげー分かった！さんきゅ！』

あ、言い忘れてたけど今回デビューするにあたって今は新曲を練習中だ。その新曲の振り付けをグクとホソクで考えたっていうんだからすごいよね？

デビューステージでは、新曲含めて計5曲披露する予定だ。あぁ、私も1人のファンとして楽しみだな。

みんなが練習しているのを横目に見ながら
デビューステージの音源の整理や、照明の確認などをしていると、トテトテとグクがやってきた。

JK『あ"ぁ～疲れた。ちょっと休憩。』

なんて私の肩に頭を乗せてくる。汗だくのままでやめて欲しい。

｢ちょっとグク、汗ふきなよ｣

そう言って用意してあったタオルで頭をガシガシ拭いてやった。

｢ふふっほんとに犬みたい(笑)た～ろちゃん♡｣

すると勢いよくガシッと腕を掴まれた。

JK『たまにその子供扱いすんのやめてくんない？すっげぇむかつく、、、』

鼻と鼻がくっつきそうな距離でそう言うグクの顔は真剣で心臓が止まりそうになる。

JK『、、、な～んて。練習いってきま～』

｢なんなのよ、、、｣

最近やけに感じるこの胸騒ぎ、
その正体はもうとっくに気付いてる。
、、けどそっと気付かないふりをした。