君と私の宝物② 《Jungkook》 (ページ1)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:8,781 hit

怒涛の日々ページ1

マネージャーになってからというもの、怒涛の日々を過ごしております。

とりあえずゆんちゃんに渡してもらった連絡先に片っ端から挨拶をして(丸3日かかった)、
防弾少年団について何も知らない私はとりあえず動画を見まくり、
分からないことはメンバーに聞きながらなんとか頭に叩き込んだ。

その後はひたすらスケジュール調整と練習に付き合う日々。
その上大学に入学してまだ1ヶ月の私は、慣れない生活に苦戦していた。

｢あぁ～～～とてつもなく眠い。｣

JK『昨日遅くまで仕事してたもんな。』

｢グクは気持ちよさそうに寝てたね。私のベッドで。｣

そう。相変わらず私達の同居(？)生活は続いている訳で。
毎日私の部屋で寝やがるこいつに慣れつつある私がいる。
なんだかんだ寂しいんじゃないかなって思ったり。
あんな広いお家でひとりだとそりゃ寂しいよね。
もちろんお手伝いさんはいて、家事はしてくれるけど基本的に関わりはない。

JK『俺もねみぃ。』
なんてあくびしてるよ。呑気なもんだ。

HS『A！ジョングク！おっは～！』

｢ホソク！おっは！｣

JK『お、おはよう！ホソク君！』

私とホソクは1ヶ月の間でさらに仲良くなったっていうのに、グクは相変わらず猫をかぶって必要以上にメンバーと話さない。

HS『もう！ホソクでいいって言ってるでしょ！』

JK『いや、そんな、、呼べないよぉ』

ホソクも近づこうと頑張ってるみたいだけど、全然心を開こうとしない。

｢はぁ、ほんと、、｣

JK『Aちゃん？どうしたの？』

なんてウルウルした目で見てくるから困ったもんだ。2人の時でもそれでいてくれよ。

HS『あ、そうだ！公式に僕とジョングクの発表する日決まったんだよね！』

｢うん！来週の金曜日だよ！やっとだね！グク！ホソク！｣

やっと発表する時が来た。歌もダンスも毎日必至に練習してる姿を見てきた私は、なんだか2人が誇らしくて早く世間に見せつけてやりたい気分だ。

グクは私にバレてないと思ってるかもしれないけど、家に帰ってからこっそり練習してたのも知ってる。

上手くいけばいいな。いや、きっとみんななら大丈夫。