検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:75,253 hit

いらない欲(宮地side) ページ43

事務所に用事があった俺は練習後会社を訪れた。





そこで契約成立を祝って会社で飲んでいた竹内さんたちと遭遇した。





デカイ仕事だったらしく・・





何かと手伝った竹内さんたちにも打ち上げに呼ばれたらしい。





モブ男 「宮地くーん!良い所に来たじゃないか!まぁ飲め!今日はもう練習ないだろう?」





・・皆、完全に酔っ払っている





宮地 「いや・・俺「硬い事言うなぁー!付き合え宮地!」」





昔と変わらず接してくれている竹内さん・・





どうしても断り切れなかった俺はその打ち上げに合流した。





少し飲んだ所で・・





宮地 「あっ!やべぇ・・倉庫に用事があったんだ。フラフラになる前に行ってきます」





そんな冗談を言いながら打ち上げの場から出た。





竹内 「私も一緒に探してしんぜよう・・(笑)」





少し寄っているのか若干ふらついている竹内さん。





宮地 「良いっすよ。俺一人で大丈夫です」





竹内 「2人の方が早いから・・ほれほれ・・行くよ」





他愛もない会話・・





あの時の告白が嘘みてーだ。





内心・・





そんな甘い事を考えていた俺。





倉庫に入って・・





竹内 「えっと?チームに関する書類一式は・・ここだったっけ・・」





高い棚の上に向かって・・





背伸びをして箱を取ろうとしている竹内さん。





宮地 「あーっ!あぶねっ!」





バランスを崩したのと同時に・・





上に置いてあった書類が頭の上に降って来た。





咄嗟に竹内さんを抱き寄せた俺・・





宮地 「ったく・・これからは気をつけて「宮地君・・優しくしちゃダメだよ」」





俺に回した手に力がこもった。





宮地 「いや・・そう言うつもりじゃなくて・・危ねーから・・」





なんて言っても聞かず・・





しかも相手は酔っ払い。





その全体重を俺にかけてきて・・





完全に上に乗っかられた。





あー・・





この状況は非常にまずい。





竹内 「私をフルなんて・・バカ!案外モテるんだぞっ!」





なんて言いながら・・





むにっ・・





宮地 「たっ・・竹内さんっ!ちょいどいて!」





胸が顔に当たってるつーの!





竹内 「もう少しだけ・・こうさせて?」





スリっと俺に体をすりよせた竹内さん・・





・・やべぇ





宮地 「・・竹内さん」





こんなに俺を必要として・・





必死な姿に・・





俺の俺が反応しちまったんだ。

電話(宮地side)→←好きだから(浅川side)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (244 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 宮地清志
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ハル - 久しぶりに読んでも泣けました。asakoさんの紡ぐ物語はホントに素晴らしいです。ありがとうございました! (2019年12月19日 16時) (レス) id: 514c365f9c (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - cocoさん» cocoさん、コメありがとうございます(*^_^*)そう言って頂けると作者は本当に嬉しいです。励みになります! (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - るなさん» るなさん、コメありがとうございます(*^_^*)少しでも心に残る作品に仕上がっていたのなら嬉しいです! (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
coco - とても面白かったです!!!感動しました(泣) (2015年5月8日 6時) (レス) id: a809835030 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すごく、すごくよかったです(泣)もうほんと読みながら涙出てきました!!(泣)とっても面白かったです!!!!ありがとうございます!これからも頑張ってください応援してます!(*`・ω・´) (2015年3月14日 8時) (レス) id: 95a0cc4dfe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:asako | 作成日時:2014年8月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。