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長い時間を経て ページ33

you 「ただいまぁー」





あの後・・





時間が許す限り宮地の腕の中で眠った。





あんなに安心した時間を過ごしたのは・・





本当に久しぶりだった。





宮地 「俺、そろそろ支度して練習行くけどお前は?ここにいてもいいぞ?」





凄く嬉しいけど・・





you 「着替えとかあるし・・うん・・また来るよ。来てもいい?」





そう聞いた私に・・





宮地 「当たり前だろっ!当たり前過ぎる事聞いてくんなあほ!」





私の頭にチョップを炸裂させた。





練習に向かう途中で宮地は私を家まで送ってくれて・・





部屋の玄関先でその背中を見送った。





宮地 「練習終わったら電話する・・」





you 「うん・・頑張ってね」





ドアが閉まり・・





宮地の足音が遠くに聞こえ始めた。





だめだ・・





でも・・





いいよね?





you 「宮地っ!」





怖くない・・





大丈夫・・





だってこんなにも宮地に・・





宮地にキスしたいんだから。





宮地 「は・・?どうした?」





慌てた様子で私に駆け寄った宮地。





宮地 「具合悪いか?」





心配そうに私の頬に手を当てた宮地・・





背が高くて届かない・・





you 「宮地・・ごめん・・」





襟元をぎゅっと掴んで引き寄せた。





宮地 「うわっ・・なっ・・――」





唇を重ねた。





you 「・・ごめん」





私からキスしちゃった・・





でもどうしても私から行動を起こしたかった。





宮地 「・・ったく・・どんだけ我慢してたと思ってんだよ。轢くぞ」





持っていた荷物が音を立てて落ちた。





宮地 「好きだ・・」





軽く唇を重ねた後・・





長く・・深く・・





宮地のキスが続いた。





you 「み・・やじ・・もう・・だめ・・」





息が苦しい・・





宮地 「お前が俺に油を注いだんだよっ。責任取れってんだ・・(笑)」





チュッと頬にキスをしてくれた後・・





ひょいっと私を抱きかかえた宮地は・・





宮地 「さてと・・姫を部屋までお送りしますか」





笑いながらそう言った宮地に連れられて・・





私は自分の部屋へと戻った。





宮地 「じゃあ、今度こそ行ってくるわ・・(笑)」





you 「ごめん・・忙しいのに・・」





今頃になって恥ずかしくなってきた。





宮地 「あ?時間なんて平気だ。それより・・すげー嬉しかった」





私も・・





凄く幸せだよ。

ゴリラが羨ましい(宮地side)→←寝顔



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ハル - 久しぶりに読んでも泣けました。asakoさんの紡ぐ物語はホントに素晴らしいです。ありがとうございました! (2019年12月19日 16時) (レス) id: 514c365f9c (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - cocoさん» cocoさん、コメありがとうございます(*^_^*)そう言って頂けると作者は本当に嬉しいです。励みになります! (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - るなさん» るなさん、コメありがとうございます(*^_^*)少しでも心に残る作品に仕上がっていたのなら嬉しいです! (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
coco - とても面白かったです!!!感動しました(泣) (2015年5月8日 6時) (レス) id: a809835030 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すごく、すごくよかったです(泣)もうほんと読みながら涙出てきました!!(泣)とっても面白かったです!!!!ありがとうございます!これからも頑張ってください応援してます!(*`・ω・´) (2015年3月14日 8時) (レス) id: 95a0cc4dfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:asako | 作成日時:2014年8月28日 22時

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