支えられて ページ26
you 「少し遅れた・・」
待ち合わせのお店には・・
週末のせいか沢山の人が来ていた。
店員さんに案内され・・
その席に着くと・・
エリカ 「・・A？」
これまた綺麗になったエリカと友香の姿が・・
you 「ただいま・・」
友香 「やっと会えた・・A・・会いたかったよ」
そっと私を抱きしめた友香。
you 「うん・・会いたかった・・」
エリカはというと・・
春花 「エリカ・・泣くのは良いけど、鼻水付け「付けてないっ！」」
１時間位だろうか・・
大学の時の話・・
今の話し・・
you 「じゃあ、じゃあ、皆うまく行ってるんだね！？」
結局今も皆幸せそうで・・
心が温かくなった。
その辺りから・・
エリカがソワソワし始めて・・
何やら時計を気にしていた。
you 「エリカどうした・・？福ちゃんから連絡でも来るの？」
思わずそう聞いた私に・・
エリカ 「連絡って言うか・・うん・・」
少しばつの悪そうな顔を覗かせた。
友香 「・・って事で。お会計しよっか」
は・・？
you 「もっ・・もう？まだ１時間位しか・・」
皆忙しいんだな・・
友香 「うん。席を変えるだけ。まだ飲むよ？週末だもの」
・・席を変える？
嫌な予感がしてきた・・
チラリと春花を見ると・・
春花 「・・覚悟は良いか！A」
・・やっぱり
春花 「変に話すと緊張したり、ドタキャンしたりするかもしれないって話になってね。
ここで少し酒でも飲んで、その勢いでわぁーって行けばいいんじゃないかなって思ったわけ」
さすが・・
高校の頃からの友ですね。
友香 「大丈夫。私達も一緒だから。行こう、A」
そっと手を差し伸べた友香・・
その手を掴んで・・
エリカにそっと背中を押してもらう。
春花 「皆いる？」
奥の個室へと移動した私達。
そのドアの向こうから・・
大坪 「春花か・・？ああ、みんな揃ってるぞ」
大坪の声が聞こえた。
楽しそうな声が漏れていたその部屋が・・
シンと静まりかえった。
春花 「A・・準備はＯＫ？」
・・もう引き返せない
手が震える・・
体が震える・・
そんな私の手をぎゅっと握ってくれた友香・・
そっと支えてくれたエリカ・・
３人に見守られて・・
その扉が開いた＿＿
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ハル - 久しぶりに読んでも泣けました。asakoさんの紡ぐ物語はホントに素晴らしいです。ありがとうございました！ (2019年12月19日 16時) (
レス) id: 514c365f9c (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - cocoさん» cocoさん、コメありがとうございます（*^_^*）そう言って頂けると作者は本当に嬉しいです。励みになります！ (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - るなさん» るなさん、コメありがとうございます(*^_^*)少しでも心に残る作品に仕上がっていたのなら嬉しいです！ (2015年5月8日 9時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
coco - とても面白かったです！!！感動しました(泣) (2015年5月8日 6時) (レス) id: a809835030 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すごく、すごくよかったです(泣)もうほんと読みながら涙出てきました！！(泣)とっても面白かったです！！！！ありがとうございます！これからも頑張ってください応援してます！(*`･ω･´) (2015年3月14日 8時) (レス) id: 95a0cc4dfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：asako
| 作成日時：2014年8月28日 22時
