陣平から零に ページ22
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A「なんか新鮮」
零「じゃぁ僕は仕事があるから、またな」
A「うん。ありがとう」
景光をベビーカーに乗せ
陣平と3人デートに戻る
歩き出した所で
陣平が零に振り返る
陣平「おい」
零「ん?なんだい?僕の恋人とのデートは楽しかったか?」
陣平「っ/// 俺の母ちゃんだっつーの!」
零に茶化されて
またまた赤面
僕の恋人を貸してあげたとでも言うような
上から目線の零に
俺の母ちゃんでもある!と主張し
バチバチの2人
陣平「今度は…家族できたい………」
突然、
消え入りそうな声で
俯いて言う陣平
陣平が零にお願い事をするのは
とても珍しい事
零は陣平の視線と合わさるように
しゃがみこんで、
陣平の顔をじーっと見た後…
零「え?今なんて?聞こえなかったなー」
陣平「おまっ…ふざけんな!もういいよ!」
ふん!と不貞腐れて
零に背を向け
Aと景光の元に
一歩足をすすめた時…
零「泊まりでいいか?」
その声に
陣平が振り返る
零の悪戯な笑顔に
陣平は驚きの表情
そして、
嬉しいけどうまく表現出来なくて
またまた不貞腐れ顔…
陣平「おう。スペシャルスイートな」
零「検討しておく」
陣平が掌をかざすと
そこに零の手も重なる
その様子を眺めるAも
とっても笑顔
家族でお泊まりか
最近行ってないな
と内心思っていた
零に手を振って
3人で歩き出す
、
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作者名:砂希流 | 作成日時:2022年7月20日 2時