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ー智side ページ14
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A「智君〜ただいまぁ〜」
智「ん？あ、おかえり〜ちゃんと手洗って。」
俺の娘であるAは、正直めっちゃ可愛い。
目に入れてもいたくないって
まさにこのことだなと思う。
いざとなったら俺、Aの為に何だってするよ。
母ちゃん…
俺の愛した人が残してくれた、
最後の宝物だから。
潤だってもちろん可愛いけどさ、
潤は何でも自分で解決できるし、
下手したら俺より上手に石橋叩いて生きて行けると思う。
「Aと潤の事…お願いね…あと、智……幸せになってね…」
母ちゃん。
俺はこの二人が笑顔で生きていれば幸せだよ。
だから苦手な料理も頑張るし、
Aが嫁に行くまで潤が奥さんをもらうまで
俺は一生懸命その使命を全うする。
例え、毎日潤に怒られて、責められても…
それが今の俺にできる精一杯だからさ。
もしも、Aがこのまま…翔君の事が好きで、
翔君もAの事が好きってんなら
正直なところ
俺はそれでいいと思ってる。
潤は納得いかないみたいだけど。
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作者名：砂希流
| 作成日時：2019年1月21日 22時
