６０分目 ページ11
「(何これ妹ちゃんが作ったの？)」
「(これなんの形なんだ？)」
「(形は分かんないけどあの子が作ったなら美味しいはずだよ)」
「(おねえちゃんのクッキー！！)」
んんッ .. なんかうるさい ..
あ、私またソファで寝てた
「え？！何これまずッ！！」
「うッ .. これは ..」
「こっちは噛めないんだけど .. 」
「美味しくない〜〜..」
『え？！ちょっと何食べてんの？！」
椿「これ姉ちゃんが作ったの？こんな所に置いとくなよ〜妹ちゃんが作ってくれたと思って食べたじゃんか！」
侑介「姉ちゃん女子力０だな」
梓「これは .. ちょっとね ..」
弥「おねえちゃんこれ美味しくないよ〜」
イヤ自分で分かってるし流石にそこまで言われるとメンタルやられるというか ..
とにかく早く捨てよ
椿「大体姉ちゃん出来ない事をやるからこうなるんだよ〜あの子みたいに作ろうなんて無理無理１００年早いよ！」
侑介「これでちょっとは反省したか！」
出来ない事だって分かってる .. けど私だって頑張ろうと思って
弥「おねえちゃんはなんであのおねえちゃんみたいに出来ないの？」
私は絵麻ちゃんじゃないから
梓「まあまあ皆、姉さんも頑張ったんだし ..」
右京「一体何の騒ぎですか？クッキー .. ？嗚呼絵麻さんが作ってくれたんですね、私も１枚 .. 」
『あッ！駄目！』
右京「んッなんですか、これ！」
椿「それ姉ちゃん特製激マズクッキー、俺らも引っかかったよ〜」
涙がどんどん目に溜まっていく
出来ない事なんて最初からするんじゃなかった
クッキーが入ってるお皿をそのままゴミ箱に捨てた
『もう一生料理なんてしないから安心して』
そう言い自分の部屋に戻った
いつもより濃いメイクと丈が短めのタイトなワンピースに香水を多めにかけリビングにいる兄弟に��出かけるから��と言いバタンと玄関のドアを閉めた
琉生「姉さん .. どこ行くの？」
たまたま帰ってきた琉生とばったり会ってしまった ..
『ごめん、明日くらいには帰ると思うから』
心配そうに見つめる琉生を振り切って行く宛はないけどヒールをカツカツ鳴らし歩き始めた
(ＰＭ６：２５)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 597人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年11月3日 11時) (
レス) @page12 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
らむね@サブ(プロフ) - 凄く面白くて続きが気になります！更新停止中ですか、更新されるのでしょうか？ (2021年7月8日 20時) (レス) id: 300b218d56 (このIDを非表示/違反報告)
minori(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年7月3日 1時) (レス) id: cffb6b072e (このIDを非表示/違反報告)
マロングラッセ - 早く続き読みたいです (2019年12月7日 14時) (レス) id: 220950ce5f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年10月15日 5時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ｆ | 作成日時：2019年8月1日 22時
