【月島蛍】ゆるふわハイスペックガール

二十話(塚田) ページ26

お母さんが迎えに来てくれて、そのまま病院へ行った。



…悪いのは足だけじゃなくて、脳。



病名は長くて良く分からないし、内容も専門用語ばっかり。
症状もほとんどないから良く分からないけど、かなり…ヤバいらしい。



さっきの衝撃でさらに悪化するかもだって。



先生｢この前も言いましたが｣

先生の言いたいことはわかってる。

先生｢やっぱりできるだけ早く、大きな病院へ移動した方がいいですよ｣

…わかってる。



塚田母｢用意はもうしてあるので、大丈夫です｣

今、家の荷物はダンボールにまとめてある。
家の中はすっからかんだ。

移動する病院も、家も、決まった。

そりゃあ命が一番大事だし、しょうがないとは思う。









でもそれは蛍と離れちゃうってことだよね？

せっかくできた新しい友達とも。









嫌だよ、そんなの。
もっと一緒にいたかった。



なんだか急に頭痛がして、意識を保つのがむずかしくなってきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アナログ絵って、申請すればいいんですよね？

ってことで昨日の夜送ったんですけど、まだ許可されてない状況←

二十一話(塚田)→←お絵描きしてみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す