5にん 17

3 ページ3

聡side

だって！！充電したかった...でも手出すのはだめだったって分かる。ここで逃げたら前みたいに縛られるかもって思ったら、逃げれなくて正座したけどっ

手はやだっ！手は嫌だもん。マリがお仕置き終わらせて謝ってきたから俺も謝った。
「マリ、俺もごめん。すぐに名前のとこ見せればよかった。ごめんね」
「んんーそちゃん！」
抱きついてきたから抱き締めるけど、マリはもうお仕置き終わってるけど、俺はまだなわけで...

「よし。マリは後で勝利に謝るので終わり。お尻冷やさなくていいでしょ？その辺いな？聡のお仕置きするから」
健人くんがマリ抱き締めて言い聞かせたら、マリはもうスッキリした顔で健人くんの横座ってる。

うぅ...
「聡」
顔歪ませてめっちゃ悩む。どうしよっ嫌だっ
「マリはできたよ？聡は何回も手出してるし、その癖やめないとって分かってるでしょ？」
「ん...」

仕方ない...。俺が悪かったもん。だから、渋々右手出した。めちゃくちゃ嫌だけど、1発だし、マリが嬉しそうに健人くんに抱きついてんだもん...ズルいっ

「よし。じゃあ聡は掌10回ね」
「え？！」
慌てて下げようとしたらもう掴まれて下げれないっ
「聡は普段から手出すし、お前マリにも手出したでしょ。年下に手出すのは卑怯だ」

バチィン！バチィン！
「ひっ！いっ！」
痛いよおぉぉ！！めっっちゃ痛い！掌じんじんするっ！1回も離してくれなくて連続で降ってきたしっ

「うぅっ！ひっく！」
「じゃ、次。先に勝利がソファにいたんだからわざわざそこで充電しなくていいよね？」
「...ひっくぅ」
「聡が寝転んでていきなり勝利が足座ったら嫌でしょ？喧嘩吹っ掛けたのはお前だよ」

「勝利も譲ればよかったけど、お前がそもそもそんな意地の悪いことしなければこうならなかった。膝乗りなさい」
「ひっくっ！ぐずっ！」
マリに見られてるのやだっ...けど言えないしっ

近付いたらあっという間にお尻出されたっ
「マリ、風磨の部屋行っときな」
「んぅ」
マリがパタパタ走ってく音聞こえるっ
「30回な」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「うぅっ！いたっいぃぃっ」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「いたっいっ！ひっくぅ...ごめっなさいぃっ」

強めに叩かれてじんじんするっ！
「よし。マリのとこ行こ」
抱っこして背中叩きながら2階上がってる...

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す