☆助けを呼ぶのはお早めに。 ページ17
樹side
今すっげー心臓がどくどくしてんの。
マジでどうしよう。
事の発端はつい前日
事務所内の簡易的な歯科検診
今までは普通にパスして来たはずなのに
今回は小さな虫歯を1つ指摘された
「うわぁ最悪」
慎太郎「ひゃっひゃっ笑
樹苦手だもんね〜行っておいで〜」
ジェシー「絶対早めの方がいいよ」
「がんばるー」
なんて話していたら�眞呂�近くの歯医者の
予約を取ってくれてたらしい。
�眞蓮崛瓩な�がいいよ。
明日予約したから行っておいで。」
「明日っ？心の準備出来ねぇよぉ」
そう、予約はあと数分後にまで迫ってきている。
最後の抵抗とばかりにとぼとぼと歩いていても
歩いた分だけ建物が近づいてくる。
それでも予約の3分程遅れて保険証を出す。
待合室は数人程度
すぐ呼ばれそうな雰囲気に怖くなる。
「すみません。予約していた田中です……」
「はい。椅子にかけてお待ちください。」
5分くらい待っていただろうか
順番的には次あたりに呼ばれるだろう
でも怖くなって歯医者内のトイレに逃げ込む
「すみません、トイレお借りします。」
「はい。どうぞ。」
念の為受付には声をかけてトイレに入り、鍵をかける
「はぁああぁ、むり、」
どくどくと脈打ちながらも震えが止まらない足に
とうとうその場でしゃがみこむ
「誰か、…………きょも……」
purrrr
京本「樹？どうしたの、歯医者じゃないの？」
「歯医者には来たんだけど怖くて、」
京本「どこにいるの」
「今トイレいてる」
京本「何分くらいそこにいてるの？」
「もうすぐ5分経つと思う……」
京本「分かった、すぐに行くから待合室で座って
待ってて。それ以上逃げてちゃダメだよ。」
「はぁい、、、ありがとう……」
電話を終えて大きく息を吐く
幸い涙はまだ出ていないし、5分くらいなら
トイレに滞在していても疑問に思われないだろう。
「よし、でるか、」
覚悟を決めて待合室に戻る
俺よりも後に来た人が何人か呼ばれているようで
たった5分の重みを今更感じる
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名無し69850号(プロフ) - 少年忍者は書けますか？ (8月25日 0時) (
レス) @page25 id: 8b4224fc9d (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - ごっちさん» ありがとうございます！時間ある時に書きます！！ (2022年5月12日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
ごっち - リクエストよろしいですか？７men侍(こんぴ)が予防接種で、泣いちゃう小説が見たいです (2022年5月10日 18時) (レス) id: d23da499a7 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - 順位ついた！やったー！ (2022年4月6日 0時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - Twitter寂しいのでフォローください！フォロバします！この感想欄みたいに勝手に呟いてると思います！気軽にリプでもDMでも話しかけてください！寂しいです！！ (2022年4月5日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏雨 | 作成日時：2022年1月31日 23時
