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TGC舞台裏の事件 ページ6
今日はTGC本番当日。
朝家を出る時みんなで気合いを入れて車に乗り込んで会場に向かった。
会場に着くと沢山のモデルさんやインフルエンサーの方がいてジャニーズである私たちはちょっと場違いに感じる。
楽屋に向かうためにみんなで歩いていると
○○「樹くん」
って声がした。
呼ばれた樹は当然だけど、聞こえてしまったのでみんなが振り返る。
樹「あっ。」
○○「覚えてる？」
あれ、確かこの子。
樹「わり、先行っててくんね？」
A「わかった！」
北斗「気ーつけてな。」
樹「おん。」
先に6人で楽屋に着いた。
A「あの子ってさ。」
ジェシー「覚えてた？」
A「まぁ、なんとなーくね。」
きょも「昔、樹のこと好きでしつこいからちょっとだけ付き合ってたことある子だよね。」
高地「あの子も出るんだ。」
慎太郎「やな予感すんね。」
北斗「まぁ、樹がなんとかするでしょ。」
こーいう時女の勘ってやつは嫌なほど当たるもので。
このまま何も無く終わるはずは無いだろうと私は思っていた。
だって、去り際振り返った私を憎むような目で見ていたから。
みんなが各々過ごして数分後樹が帰ってきた。
高地「大丈夫？」
樹「あー、何とか。」
ちょっと疲れてるな。
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作者名：ほくほく | 作成日時：2024年1月15日 11時
