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手のひらサイズのちっちゃな箱。
もう一度倫也さんの方に目線を向けたけど、口角が上がったまんまこっちを見てる。笑
「開けていいです？」
そう聞くと、軽く笑って頷いてくれた。
上蓋をずらした目線の先...
わたしの目に映ったのは...
「.....え..？！」
『いいでしょう？』
「いやっ、いい...ですけど、あのコレあの有名ブランドのロゴが...」
『こないだね、ファッション誌でそこのブランドの服着たんだけど、そん時に展示会とパーティーやらに招待されてね。俺、オシャレじゃないんだけどね。
せっかく顔出したしなんか買うか。と思ったらコレ見つけたからさ。』
「そんな手土産風にあげるもんじゃないですよっ？！」
『あははっ、さすがに俺も手土産では買えないねぇー。』
「いや、こんなポケットからサラッと出すやつじゃないんですって！」
『あ。そうね。ラッピングとかしてもらうべきだったか。あー。でも展示会って展示会だから普通は買っちゃいけないのか？でもいーよって言ってたしな。
ごめんね。誕生日プレゼントなのに。』
........え
..............誕生日...プレゼント...？
「...プレゼント...誕生日...？...え。...わたし？！！ですかっ？！！」
『渡せるかわかんなかったけどね。んー。でもこれ見たらどうしてもね。』
そう言って笑う倫也さんは穏やかで心の乱れなんて一切見えない
わたしなんて
高まりまくりの心音と今にも泣きそうな目元を誤魔化す為に必死にあっちゃこっちゃ見渡してパニック状態なのに...
「...思い出して..くれたんですね。あたしの事。あと、誕生日まで。」
嬉しくて...全然上手にしゃべれないよ...
『あははっ、思い出すもなにもずっと覚えてたよ。さっきはないとぅーに先越されたけど俺もたくさん歌声聴いてる。やっぱり俺にとっては世界一の声だからねぇ。だから今日も本当にありがたかった。いちファンとして感無量っす。』
「...これ..本当にいいんですか...？」
『これ、Aちゃん以外誰が付けれる？』
わたしにしか聞こえないくらいの声で発されたその言葉にまた顔を倫也さんの方に向けると
わたしの愛しくてしょうがない微笑みで
優しくわたしを見つめてくれてた...
小さな箱の中
ガラスの薄い桜色の花びらとキラキラと光るクリスタルの星
わたしが見上げた幾つかの空と同じ色の小さな小さなフープピアス
あまりの輝きに視線を動かすことなんてできないよ...
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RJS(プロフ) - あきらさん» あきらさん☆いつもいつもありがとうございます♡やっと感！本当、お待たせしましたっ！倫也さんが出てきてくれるとわたしもテンションあがります！笑 ここからまた素敵な展開が描ける様に頑張りますので末長く宜しくお願いします☆ (5月12日 19時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - やっと。やっとかあぁぁぁああ。やっと..なのか..？これからちゃんと距離が縮まりますように。実は展開が展開なだけにずっとコメント出来なくて。でもちゃんと読んでました。また、楽しみにしてますね(^^)ゆっくり、ゆっくり^^ (5月9日 23時) (レス) @page35 id: 05facd4420 (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - ぶさきさん» ぶさきさん☆全部最初から読んで下さったんですかぁ、すごく嬉しいですー！更新がまちまちで本当に申し訳ないです...でも待って下さっている事を伝えて下さって本当に書きたい気持ちパワーがグッとまた上がりました！本当にありがとうございました♡ (5月2日 19時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
ぶさき(プロフ) - 恋花火から始まり寝るのも忘れて読みこんでしまいました..素敵すぎます！続きがすっごく楽しみです！更新される日をワクワクしながら待ってます！⭐︎幸せな小説を届けてくださってありがとうございます (4月30日 23時) (レス) id: 6c6a36041b (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - タンさんさん» タンさん☆コメントありがとうございます♡本当ですかー？！爆速！！とっても嬉しいです♡ゆっくりですが確実に更新していきますので是非是非これからも宜しくお願い致します☆ (3月11日 0時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2024年2月18日 18時
