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【着いたよ。】
【あたしも今近くに止めてもらって向かうからエントランス入ったとこ居て!】
moonのエントランス前でマナにLINEして、言われた通りエントランスを入ってすぐ脇のソファーの端に座った。
18時Openのイベント
19時を回ろうとしているmoonのエントランス付近はたくさんの招待客でざわざわとしていていつもよりラグジュアリーに飾られている店内の煌めきに目線を送っていると、〈おまたせ!〉とマナが手を上げた。
わたしも微笑んで立ち上がって店内へと進んで二人で奥のカウンターに居るオーナーさんに花束を渡して奥の部屋へと進んだ。
メインホールはピアノの位置が中央へと移動していて、スタンディングでシャンパンを待った人達が各々の時間を楽しんでいた。
私達はありがたいことにいつもの個室を使用させて頂いていた。
荷物を置いて、テーブルに用意して下さった料理を目の前に二人で座った。
「そういえばSHUTAは?収録って言ってたよね?」
〈そうそう。なんか元々時間被ってたからねぇ。でも終わるまでには顔出すって言ってたから来るとは思うけど。〉
「さすが人気物〜忙しいねぇー。」
〈Aもね。あとー、あたしもねぇー!!〉
そう言ったマナは用意されていたウェルカムシャンパンをわたしにクイッと差し出したからカチンッとグラスを合わせて笑いながら乾杯した。
SHUTAが到着するまで酔っ払わない様にしよう
後でまた3人で乾杯できるように。
っていうか演奏もあるから本当に飲む訳にはいかないんだけど。笑
用意されている料理はとっても綺麗で美味しくて、その料理達を撮ってSHUTAに【早く来ないと無くなるよ♪】って送った。
既読はすぐついたけど、当たり前に返信はなくて
心の中でがんばれーっ!と言葉にしてマナと二人で美味しいお料理をゆったりと頂いた。
〈Aピアノ22時予定だっけ?〉
「うん、そう。お祝いで1曲弾きますって言ったけど、雰囲気見てもう何曲か弾ければなって思ってるよ。」
〈ゆーてももうすぐっちゃもうすぐだね。あー楽しみ♪あ、後こないだも言ったけど最終日行くから♪今度はSHUTAくんもスタンディングさせるから♪〉
「あははっ、立たせられたらマナ凄いよ!」
〈いや、Aの声はSHUTAくんの重い腰でも上げさせられるよ!こないだも絶対泣いてたから!あれ!〉
「じゃー最後はそっち見る様にしとくわ♪」
〈任せて!じゃー今日もわたしの耳を喜ばせて下さいよ〜?〉
「ふふっ、がんばります。」
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RJS(プロフ) - あきらさん» あきらさん☆いつもいつもありがとうございます♡やっと感!本当、お待たせしましたっ!倫也さんが出てきてくれるとわたしもテンションあがります!笑 ここからまた素敵な展開が描ける様に頑張りますので末長く宜しくお願いします☆ (5月12日 19時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - やっと。やっとかあぁぁぁああ。やっと..なのか..?これからちゃんと距離が縮まりますように。実は展開が展開なだけにずっとコメント出来なくて。でもちゃんと読んでました。また、楽しみにしてますね(^^)ゆっくり、ゆっくり^^ (5月9日 23時) (レス) @page35 id: 05facd4420 (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - ぶさきさん» ぶさきさん☆全部最初から読んで下さったんですかぁ、すごく嬉しいですー!更新がまちまちで本当に申し訳ないです...でも待って下さっている事を伝えて下さって本当に書きたい気持ちパワーがグッとまた上がりました!本当にありがとうございました♡ (5月2日 19時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
ぶさき(プロフ) - 恋花火から始まり寝るのも忘れて読みこんでしまいました..素敵すぎます!続きがすっごく楽しみです!更新される日をワクワクしながら待ってます!⭐︎幸せな小説を届けてくださってありがとうございます (4月30日 23時) (レス) id: 6c6a36041b (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - タンさんさん» タンさん☆コメントありがとうございます♡本当ですかー?!爆速!!とっても嬉しいです♡ゆっくりですが確実に更新していきますので是非是非これからも宜しくお願い致します☆ (3月11日 0時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RJS | 作成日時:2024年2月18日 18時