審神者とマネージャー同時進行できる気がしません。【テニスの王子様×刀剣乱舞】

第5話 ページ6

そして授業が終わり、友人にバイバイと言ってそそくさと帰路につく。



靴箱を出るとまた女子の群れができている。



『ﾁｯ、これじゃあ通れないじゃんか。』



その原因は男子テニス部。



めちゃくちゃ邪魔なんすけど。



裏道を使えばいい話なのだがそれもそれでめんどくさいので仕方なく人混みを分けつつ校門を出る。









ある人に見られているとは知らずに。



『ただいまー。』



誰もいない家に一人言う。



私は急いでバッグを投げ服を着物に着替える。



本丸に入る時は何となく着物の方がいい。



めんどくさい時とかは制服のまま入るけどね。



着替え終わると本丸へと繋がる襖に手をかける。



『ただいま。』



開けると同時にそう言うと、「おかえり！/なさい！」と聞こえる。



幸せだ。



秋田「主君！おかえりなさい！」



と言って秋田くんが抱きついてくる。



うちの古株可愛すぎ……。



『ただいま秋田くん。今日はどんなことしてたの？』



秋田「今日はですね！薬研兄さんといち兄と一緒に鍛錬をしていました！主君を守れるくらいたくさん稽古しましたよ！」



はぁ……可愛すぎかな？？？？？(二回目)



『それは頼もしいなぁ。じゃあ何かあったら秋田くんに守ってもらもうかな？』



秋田「はい！お任せ下さい！」



秋田くんの頭を撫でて、厨房へ向かった。

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