番外編〜リルファーレとルーク〜 ページ22
「……お？」
暇なので船内を散歩していたら、焦げ茶色の子猫ちゃんが、向こうから歩いてきていた。手には、何か持っている？あれは……。
「ヘイ、子猫ちゃん、ご機嫌よう」
「子猫ちゃんって……やめてよ、もう子猫ちゃんなんて歳じゃないわ」
子猫ちゃん、もといリルファーレは怒っているようだ。子猫ちゃん呼びはそんなに嫌なのだろうか？可愛いのに。
「……っと、そちらの子猫ちゃんは？」
子猫ちゃん、とは言ったけど、今度は女性を指したわけではない。本当の『子猫ちゃん』なのだから。俺は、彼女の腕の中にいる子猫ちゃんを見やる。
つややかな灰色の毛並みをした、小さな可愛らしい子猫だった。緑色の澄んだ瞳をしていて、まるで吸い込まれそうなくらいだ。腕から逃れようと、短い手足をパタパタさせている。
「この子はバブルキャット……まあ、猫型の魔物だよ。可愛いでしょ？」
「魔物？そうは見えないけどな……」
ただの、可愛らしい子猫にしか見えない。指で軽くつついてみる。みぃ、と鳴き声をあげて、バブルキャットは指に吸い付いてきた。ミルクか何かだと思ったのか？だが残念、俺の指だよ。
「……あ、そうだ。ルーク、少しこの子を抱っこしておいてもらえない？ちょっと部屋に忘れ物しちゃってたの」
ふと思い出したように言うリルファーレ。少し子猫ちゃんを抱っこしとけって？任せておけ。俺はドジだが、そのくらいならできる！
「分かっ「あ、それから」何だよ」
言われなくともできるってば。子猫を抱っこするだけだろう？逃がしたりしねぇよ！そう言いたかったが、いちおう彼女の言葉を聞く。
「その子、可愛くても魔物だから、注意してよね。あと、絶対に水をかけちゃダメよ！」
それだけ言うと、リルファーレは廊下を駆けて行った。忘れ物を取りに行ったのだろう。多分、彼女はすぐに戻ってくるだろう。俺はその間、子猫ちゃんを抱き続けていれば良いだけだ。
しかし……俺は子猫ちゃんを見て、ニヤリと笑った。
『押すな押すな』は『押せ』の事！ここでやらぬは芸人の恥！……ミュージシャンと芸人は違うって？エンターテインメントという共通の分野だから大丈夫だ、問題ない。
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ぐうたら猫(プロフ) - ミクミキさん» あら。そうでしたか…。 今からマイボードにご相談したい話をしますので、ちょっと待って下さいね!! (2019年12月8日 22時) (携帯から) (
レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - ぐうたら猫さん» ごめんなさいぐうたら猫さん……見当たりませんorz (2019年12月7日 10時) (レス) id: eada72cfbe (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ミクミキさん» ミクミキさんの方です。 マイボードってメッセージが来たよって報告の機能がないからか、なかなか気付いてもらえないんですよね…。 (2019年12月7日 2時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - ぐうたら猫さん» ぐうたら猫さんのボードですか？それとも私のボードですか？ (2019年12月6日 22時) (レス) id: eada72cfbe (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ミクミキさんこんばんは！ ミクミキさんにご相談があるのですが、マイボードを見てもらっても良いですか？ (2019年12月6日 21時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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