33 ページ33
景瑚くん、
ほんとにずるい。
きっと私の耳も顔も真っ赤で、
心臓だってドキドキで、
景瑚 「あ、ここ赤いよ」
そう言って、
私の耳を噛んだ。
A 「ちょっと!」
景瑚 「なに?」
A 「・・・やめて」
景瑚 「やめない」
そう言って、
耳、首筋、それから唇に
何度もキスされた。
A 「・・・はぁ、っあ」
我慢してるのに、
出ちゃう声。
止まらない彼のキス。
A 「ちょっと待って、景瑚くん」
景瑚 「待たない」
A 「ちょっと、景瑚くん!!」
景瑚 「もーー」
A 「もーじゃない!」
景瑚 「じゃあ何?」
A 「言ったでしょ」
景瑚 「何を?」
A 「初めてだって」
景瑚 「・・・こういうのも?」
A 「うん、」
景瑚 「本当にごめん!」
A 「違くて、」
景瑚 「ん?」
A 「景瑚くん、そういうのがしたかっただけ?」
景瑚 「んなわけないじゃん!」
A 「私たち、まだ高校生だよ」
景瑚 「はい。A先生」
A 「私は、景瑚くんと2人でいれたらいいの」
景瑚 「俺もそう思うよ」
A 「だから、わがままだけど、そういうのは、まだ恥ずかしい」
景瑚 「Aのこと待つ」
私たちは約束と
軽いキスを交わした。
◌
762人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そい | 作成日時:2021年7月18日 21時