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A ｢景瑚くん｣
景瑚 ｢なーに？｣
A ｢隠し事、もうしない｣
景瑚 ｢しても俺わかっちゃうよ｣
A ｢えー？(笑)｣
景瑚 ｢名探偵だから(笑)｣
A ｢景瑚くんには筒抜けだね(笑)｣
景瑚 ｢ねえA｣
A ｢なに？｣
景瑚 ｢Aもこっち来て｣
彼が座ってたベッドへ
腕を引っ張られた。
少しバランスを崩して、
彼の綺麗な顔が目の前に来て、
A ｢あ、ごめん｣
景瑚 ｢いいよ｣
A ｢景瑚くんは初めてじゃないんでしょ？｣
景瑚 ｢何が？｣
A ｢･･･女の子を部屋に入れたこととか｣
景瑚 ｢ないよ｣
A ｢･･･ほんとに？｣
景瑚 ｢ほんとだよ｣
A ｢ほんとにほんと？｣
景瑚 ｢ほんとにほんと｣
A ｢部屋に入れたことはなくても、付き合ってたこととか、｣
景瑚 ｢それはある、｣
自分で聞いておいて
心に傷を負いました。
なんかちょっとショック。
でも、景瑚くんが
付き合ったことないのわけがないもん。
ちょっと落ち込んでたら、
また腕を引っ張られて、
抱きしめられた。
それから、彼はこう言ったの。
でも、こんなに好きになったのは、
Aが初めて。
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作者名：そい | 作成日時：2021年7月18日 21時
