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佐藤景瑚からの告白3回目。
とある日の体育の授業。
バスケをしてて、
運動音痴の私は全くシュートが入らなくて、
正直だるいな〜早く終わらないかな〜って思ってて、
味方からのパスに気づかなかったら、
かったいかったいあのバスケットボールを顔面から喰らいました。
声かけてよ〜って思っていたら、
意識が飛んで倒れたらしくて、保健室に運ばれた。
先生 ｢藤田さん、大丈夫？｣
A ｢あー、多分大丈夫です、すみません｣
先生 ｢ボールがぶつかったのは、眉上だから、そんなに目立たないと思うわ。｣
A ｢そうですか、、わかりました、ありがとうございました｣
先生 ｢藤田さん、それと。彼にお礼言っておいたらいいと思う。｣
A ｢彼？｣
先生 ｢彼よ、彼！あなたと同じクラスの佐藤くん｣
A ｢あー、、わかりました、失礼します｣
保健室を出ると、すぐそこに
うずくまってる人がいて、
A ｢あ、｣
景瑚 ｢A！？｣
A ｢･･･運んでくれたの？｣
景瑚 ｢ねえ、大丈夫！？｣
A ｢うん、大丈夫、、私のこと運んでくれたの？｣
景瑚 ｢骨折とかしてない！？｣
A ｢うん、眉上だから大丈夫、｣
景瑚 ｢A、本当に大丈夫なの？｣
A ｢本当に大丈夫だよ、もう1回聞くけど、私のこと運んでくれた？｣
景瑚 ｢運んだくらいで何？｣
A ｢何って、、ありがとう｣
景瑚 ｢大切な人がいきなり倒れたから不安で不安で仕方なかった｣
A ｢･･･ありがとう｣
景瑚 ｢A、今キュンときてたよね？俺と付き合ってよ！｣
A ｢ごめんなさい｣
唇を尖らせて、目を細めて
私を見つめる佐藤景瑚。
このタイミングで言うかね？
面白くて好きだけど。
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作者名：そい | 作成日時：2021年7月18日 21時
