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第一話からこんなでいいのかという雰囲気を醸し出す檜山に、青木は焦る素振りを見せるが、何も気にしない(気づいてない)深田は、
深「そうっすよ！平塚くんなら大丈夫だって！」
と、言う。
青「あちゃー、、空気読めなかったかぁ、、」
深「え？」
檜「いや、なんでもない。お前に無理強いした俺らが悪かった。」
深「え？え、、え？」
まだ意味のわかっていない深田から離れ、檜山も平塚の元へ寄る。
檜「一応、6人で一つの探偵団だ。翔馬が必要ないことなんて無い。ほら、頑張ってこい。」
平「うん、ありがとう。ﾆｺｯ」
三「嫌な気分ね。檜山に取られるだなんて。」
檜「あ？」
青「じ、じゃあ平塚くん！写真の方、よろしくお願いします！」
平「うん。」
平塚がゆっくりと写真に近づく。
三月はまだ平塚の手を握ったままだった。
そして、平塚は深呼吸してから、テーブルに広げられた写真を見た。
平「っ、」
写真を見るなり、平塚は顔を歪ませたが、全5枚記憶した。
見終わって写真から離れると、自分で息を整えた。
三「よく頑張ったわ、翔馬。ありがとう。」
平塚はゆっくり頷いたが、三月の手を強く握った。
檜「よし。翔馬も記憶したことだし、早速取り掛かるぞ。」
三「ええ。深田、青木は依頼人のヴァサイェガに詳しいことを聞いてきて。彼も犯人だと思って聴取してきなさい。」
深 青「「はい！」」
三「颯太、遺体が破棄された場所を地図にまとめて学校の裏サイトにアクセスして。」
内「了解。」
三「私たちは現場に行きましょう。」
檜「ああ。」
三「翔馬、行けるわよね？」
平「うん、。行く。」
平塚の返事に三月は頷き、全員それぞれの仕事に取り掛かることにした。
そして、彼らの時間が始まった。
*
続く
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作者名：青 | 作成日時：2020年3月31日 18時
