【銀魂】真選組の紅一点は元攘夷志士＿2

第六十話 ページ16

私はもうダッシュで向かった。
暫くすると、倉庫が見えて来て、一つだけとてもキレイにされている所があった。多分あそこだろう。
勢い良く、倉庫の扉を開けた。


青葉「御用改めである！真選組だァァァ!!!」

「ブッ、マジで一人で来やがった！」

青葉「いいから島崎さんを…その男をこっちに渡せ!!!」


私は敵を睨みつけた。


「おー、怖い怖い。渡せだァ？渡す訳ないだろ？今ここで譲ちゃんには死んでもらうんだからよォ…。おい、テメーら」


すると、50人くらい浪士が出て来た。流石に一人で50人相手するのはキツイ。でも、やらなきゃ島崎さんを助けられない。私は覚悟を決めて剣を抜いた。


青葉「全員まとめてかかってこい!!全員まとめてぶっ潰してやる!!」


一斉に切りかかってきた。女相手に手加減というものがないのか、コイツラは。
倒しても倒しても減らない浪士達。そろそろ疲れも溜まってきた。
ふとした時に肩を切られた。傷は深くはないが、かなり痛い。血が足りなくなって意識が朦朧とする。


青葉「っだァァァァああ!!!!」


一気に10人ほど切り倒し、残りは5人。5人になると、残りの浪士は島崎さんを置いて逃げていった。頭も「お、覚えてろ！」なんてよくあるセリフを捨てて。

第六十一話→←第五十九話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す