第八話 ページ10
なんて事を引き受けてしまったのだろうと今更後悔する。「取り敢えず普通のお客さんで練習してみてください。Aさんはそれを見てなんとなく掴んでくださいね」と狂四郎さんが言うとみんな動き出した。
「みて、あの人たち!新入りさんかな?すっごいイケメン♡」
「わァホントだ!私左の黒髪の人タイプかも♡」
「私は右の栗色の髪の毛のこかな〜」
二人が現れるやいなや女子たちからすごい歓声が上がる。真選組トップ2イケメンと言われることだけある。性格は最悪だが。
新八「さァどの方をご指名で?」
「じゃあ〜私はこのSOUGOくんで!」
「じゃあ私はTOSHIくんで!」
新八「オーケイ、ヘイ!TOSHI、SOUGO指名だよ!」
沖田「こんばんは麗しいお姉さん方。ご指名ありがとうございます!必ずや満足の行く夜にして差し上げましょう」
「ヤダァSOUGOったらァ♡」
沖田「本当のことですよ、あまりにもお美しいのでモデルさんか何かの集まりかと思いました」
「んもォうまいんだからァ♡」
沖田「Aさん、こんな感じでアホな雌豚共から金巻上げりゃいいんでさァ」
「雌豚だなんて、SOUGOったらひっど〜い」
沖田「ごめんごめん、君たちのことじゃないですよ、君たちは特別な存在だからね」
「「きゃァァ♡」」
雌豚。この言葉を上手く使い女の子たちを虜にしていく。キメ顔が若干ウザイが天才的だと思う。土方さんはというと総悟とは違うやり方で女の子を虜にしていった。
総悟は甘い系、土方さんはクール系で女の子をおとしている。
次は銀時たちが手本を見せてくれるらしい。
銀時「あの、よかったら僕と飲みませんか?」
「(何々、草食系?ちょー可愛いんですけど…)はい!」
銀時「すみません、僕まだ入ってきたばかりで慣れてないもので…」
ヤバイキモい。あの銀時が僕とか言ってるし、大人しいしまじきもい。まだ総悟と土方さんのほうがマシだ。
銀時「お嬢さんはどこのモデル事務所に所属してるんですか?」
「モデルだなんてェ♡私は一般人ですよォ♡」
そしてお世辞もすごい。一ミリも思ってないくせに。
銀時「わわ、すみません。あまりにもお美しいので勘違いしちゃいました」
「いいんですよ〜気にしなくて〜」
銀時「へへ、ありがとうございます。あ、これ飲みますか?」
「はい!じゃ、このお酒くださ〜い」
私はなんのお酒を頼んだのかな?と思いちょっと覗いてみるとこの店で一番高い酒だった。一杯何万とかの。
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総兎(プロフ) - sora_kunさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/souto783/こちらに学生版を作らせていただきました。まだ全然進んでいませんが… (2018年12月4日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
総兎(プロフ) - sora_kunさん» 了解しました!今やってる新入隊士試験篇が終わり次第入りたいと思います。リクエストありがとうございます^^ (2018年12月2日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
sora_kun(プロフ) - 学生編てきなのやってほしいっす! (2018年12月1日 23時) (レス) id: 3bbad9f784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総兎 | 作者ホームページ:https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時:2018年12月1日 11時