【銀魂】真選組の紅一点は元攘夷志士

第四十四話 ページ48

……お腹痛い……。え？なぜかって？フフフ…女子の皆様はわかってくれるはずだよ…。女の子の日だよ。
非番なのに！遊べないじゃん！あー、お腹痛い…


沖田「失礼しや〜す。Aさん今日非番なんでしょ？遊んでくだ……………。布団に包まってどうしたんですかィ？」


青葉「や、やァ…沖田くんじゃあないか…」


面倒臭いやつが来たよ……。どうせなら土方さんとかザキとか面倒みのいい人が良かったな……。ま、気づかれなきゃいいでしょ。


沖田「………もしかしてアレの日ですかィ？」


アハハハ…勘の鋭い奴ってのはイヤだね。もうバレちゃったじゃん。はァ…どうしよう…。


沖田「今から温かいもん持ってくるんで、待っててくだせェ。ココアでいいですかィ？」

青葉「え、あぁ、うん」


あ、あれ？優しい…？
どういう風の吹き回しだろうか…。あの総悟が？私に？優しい？うーん…
なんて考えていると総悟が温かいココアを持ってきてくれた。


青葉「ん、あったかァ…」

沖田「腹大丈夫なんですかィ？」

青葉「ん、うん。なんで今日はこんな優しいの？何か企んでんじゃ…」

沖田「俺にも姉上が居やしたからねィ。姉上から大変さは教わったんでさァ」

青葉「ふーん…そっか。ありがとね」

沖田「お、何でィ？それ。ちょいと貸してくだせェ」

青葉「あぁ！ちょっと何やってんの！返せ！ちょ、ぬわ！」


バランスを崩してしまい、総悟が私を押し倒している体制に。ここに誰か来たらやばい…！そう思っていたら、襖が開いた。


土方「おい青葉。ここに総、悟、が……。………と、取り込み中にすまねェ。だが、そそ、そういうことは他所でやれ…！」


土方さんの登場。来るタイミング悪すぎでしょ!!!なんか顔赤いし！


青葉「ちょっと待てェェェェ!!!!!誤解！誤解だから！」

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