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『………という事なのですが・・・分かりました?』
一応、状況は教えたのですが理解ができていなかったら意味が無いですからね
確認です。
魔「・・・そうか。分かった」
『貴方は、もう来ないでください。お願いです』
とても驚いている目の前の彼は、何を考えているのでしょうか
でも、これは貴方の為だから…どうか怒らないで
どうか反対しないで…
『さぁ、出ていって下さい。私と会ったことはなかった事にしなさい
そして、この場所を村人に知らせて。
そうすれば解決しますから。
お願いします』
魔「え…いっ嫌だ!もっと・・・もっとマリアと一緒に・・・嫌だ!それじゃあマリアが死んじゃう!」
理解の出来ない子は…少し突き放さなければ聞かないですね・・・
『私、もう貴方に会いたくないです。もう、遊びに来ないで!
嫌だったんですよ!ずっと私のところに来て!
いい加減に、私がいやがっている事にきずいてください!』
魔「ズキッ嘘・・・マリアが、俺の事・・・嫌い?何かの間違いじゃ・・・だって、あんなになついてくれたのに・・・俺のこと、嫌だったの・・・?嘘だろ・・・?」
少し、言い過ぎてしまいましたかね?
私も、本当は・・・ずっと一緒に・・・
でも、無理だよ
やっぱり無理だったんだ
人間と一緒の幸せなんて・・・無理だったんだ
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作者名:瀬名ユズキ x他2人 | 作者ホームページ:http://aIKtu&souselove
作成日時:2017年12月18日 19時