いつの間にか堕ちてた。 ページ5
※無理矢理からの甘々
※あーーるじゅうはち。
※濁点つかってます
*
「あ゙…も、やら……だめっ…」
卑猥な水音が響く、そっち系のホテルの一室。
普段は真面目で落ち着いている並川(ナミカワ)を組み敷いている男は、
その部下の立山(タテヤマ)だった。
「せん、ぱい…っ、気持ちい、ですか?」
「あ゙ぁ゙…!痛いっ…よく、ない、!」
顔を真っ赤にして目を蕩けさせても、まだ必死に抵抗をする並川。
理性は、完全に崩れてはいなかった。
少し前、飲み会の席で珍しく潰れていた並川をいきなり襲った立山。
それから、こんな風にホテルにつれ出される事が多いのだ。
並川は立山が嫌いだしなるべく近付かないが、力では勝てない。歳だって若くはない。
それに、こんなに地味で可愛げもない自分をなぜそんなに求めたがるのか、意味がわからなかった。
「〜〜…!!っあ…イっ……ってる、から!!うごかな……っひ、あぁ…!」
びくびくと体を痙攣させてから、並川はそっと意識を手放した。
「並川先輩、この書類……って、そんな怖がらないで下さいよ。」
「流石に会社ではあんなことしませんよ」
と付け加えると、並川はいっそう目付きを鋭くした。
その行為を連想してしまったからだ。
「…。これは受け取っておく」
心なしか赤くなった顔をふいっと背けて、並川はまたPCに向かった。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momo - くらげさんこんにちは!読ませて頂きました!!私bl好きなので凄く嬉しいです!続き、待ってまーす! (2021年2月10日 18時) (レス) id: ede6eef359 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くらげ | 作成日時:2021年2月10日 1時