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「お!やっくんじゃーん!!」
「木兎も赤葦も久しぶり。」
「あれ、隣の女の子って夜久さんの彼女ですか?」
『ちわ、非リアの古瀬です』
3人が喋ってる中、リエーフくんにこっそり誰か聞けば、梟谷のバレー部らしい。
梟谷って強豪校なんだってね。
あとミミズクヘッドの人ずっと叫んでる。
なんて思ってれば、失礼しますと隣から聞こえた。
『あかし君だっけ、よろしくね。』
「赤葦です。よろしくお願いします。」
『あかし』
「赤葦」
っていうか、夜久に敬語使ってたから後輩なんだね。2年生位か。
取り敢えずラーメン食べる。
冷めちゃったら元も子もないからね。
「美味しいですか、食レポして下さい。」
『麺が程よく伸びて、モチモチしています。
スープもクリームかな、濃厚で美味しいです。』
鮮やかに食レポすれば、パチパチと拍手してくれる。
「凄い語彙力がありますね。」
『調理実習の味見係、舐めないで欲しいな。』
「すいません、見くびりました。」
何この茶番みたいな会話。
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作者名:うさぎのスープ | 作成日時:2021年3月2日 21時