238話 ページ29
〜翌日の放課後〜
初戦を突破し、勢いをつけた雷門イレブンはいつものように修練場にこもって練習を続けていた。
すると、春奈が焦ったように扉から入ってくる。
春奈「て、帝国学園が...」
走ってきたのか、春奈は膝に手をついて肩を上下させながら話す。
円堂「初戦突破か！...よし！」
そう言って豪炎寺の手のひらにパンチを繰り出して微笑む。
春奈「10-0で...」
A「...結構な点差だな。」
苦笑いして呟く。
しかし、Aは春奈の言葉を聞いて目を見開いた。
春奈「...世宇子中に、完敗しました.....」
A「帝国が、完敗...？」
円堂「嘘だろ、音無...」
染岡「ガセじゃねぇのか！？あの帝国が初戦で負けるわけねぇだろ！」
特訓マシンから飛び降りて染岡が円堂たちの元へ向かう。
壁山「そ、それも10-0って...帝国が1点もとれないなんてありえないっすよ...！」
そう言っても、春奈は俯いたままである。
A「音無さん、どういうことなんだ...？」
春奈「...見たことも無いような技が次々決まって、帝国が手も足も出なかったようです...」
豪炎寺「あの帝国が...」
円堂「そんなわけない、あの帝国だぞ...！？アイツらの強さは俺たちがよく知ってる...アイツらホントに強いんだ！！...鬼道がいるんだぞ！！」
春奈は「鬼道」と兄の名前を言われ俯く。
春奈「...お兄ちゃん、出なかったんです。
お兄ちゃん、うちとの試合で怪我したじゃないですか...相手はノーマークの学校だったから、大事を取って控えに回っていたんです。
そしたら、相手が圧倒的で...傷を負ったお兄ちゃんが出ようとした時には.....」
それ以降の言葉は無かったが、春奈の表情から全てを察しとることができた。
A「.....」
ギリッと奥歯を噛む。
円堂「帝国が、鬼道が、負けるわけない！！」
円堂は扉を開けて駆け出して行った。
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奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» リクエストありがとうございます！続編の方で書かせて頂きます´`* (2019年2月14日 22時) (
レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お忙しいところすみませんがリクエスト失礼します…日付は過ぎてしまったのですが、バレンタインの豪炎寺君と氷室さんをお願いします…！時間があればでいいのでお願いします！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 海璃さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます´`* (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
海璃(プロフ) - 並行世界のシナリオは。から来ました！夢主の成長して行く姿に感動を覚えています(T ^ T)夢主に幸あらん事を！これからも更新頑張って下さい(*^^*) (2019年2月12日 16時) (レス) id: f43c6355ed (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもコメントありがとうございます！頑張っていきます！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 0958fe27b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年1月21日 21時
