236話 ページ27
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霧隠「まだだ...俺の力を見せてやる！！」
こぼれ落ちたボールを拾い、ドリブルで駆け上がる。
Aが「まずい！」と呟いた時にはもう遅かった。
霧隠「伊賀島流忍法、土だるま！！」
ゴール前には円堂以外誰もいない。
円堂「ゴッドハンド！！...ぐｯ.....うわあっ！」
円堂が右手首に痛みを感じて顔を歪ませた時、ゴッドハンドにヒビが入って決壊する。
誰もが戦国伊賀島の追加点を確信したときだった。
風丸「うおおおお！！！」
ゴッドハンドによって威力が弱まったシュートを風丸が受け止める。
それはまるで風のような速さだった。
スーパープレイと賞賛している実況の声が耳に入る。
A「...！風丸...！」
小さく息を吐いて微笑む。
流れは雷門中のものだった。
風丸は息をつくまもなく上がっていく。
彼のドリブルはかつてないスピードだった。
あっという間にFWのAや豪炎寺のいる前までボールを運んだ風丸。
A「決めろ、2人とも！！」
風丸、豪炎寺「おう！！」
そう言って風丸と豪炎寺は同時にボールを蹴りあげて飛び上がる。
風丸、豪炎寺「炎の風見鶏！！」
百地「伊賀島流忍法、つむ...ぐああ！！」
百地が必殺技を放つ間もなく、炎の風見鶏が炸裂する。
雷門中が同点に追いついたのだ。
風丸と豪炎寺はハイタッチを交わしている。
A「風丸、さっきはナイスセーブだったな...！」
風丸「...この試合、絶対に負ける訳にはいかないからな！」
A「ああ...絶対に勝とう！」
．
試合時間も残り少ない中、再び雷門中が攻め上がる。
ボールを持った風丸に目掛けて霧隠が走る。
霧隠「このままじゃ終わらせない...うおおお！！お前の速さじゃ俺を振り切れない！！」
風丸と肩を並べ、激しくぶつかり合う。
風丸「足が速いだけじゃ駄目なんだよ...サッカーは！！」
風丸はそう言ってヒールリフトで霧隠をかわし、センタリングを上げる。
それを受け取ったAはゴール前、完全フリーだった。
A「風丸の思い、受け取ったよ...！...はああｯ！ソードオブアイス！！」
氷の剣が勝利への道を切り開くかのように、美しくゴールへ刺さっていった。
そこでホイッスルが鳴り、雷門中が全国大会初戦を勝利に納めたことを告げる。
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奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» リクエストありがとうございます！続編の方で書かせて頂きます´`* (2019年2月14日 22時) (
レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お忙しいところすみませんがリクエスト失礼します…日付は過ぎてしまったのですが、バレンタインの豪炎寺君と氷室さんをお願いします…！時間があればでいいのでお願いします！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 海璃さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます´`* (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
海璃(プロフ) - 並行世界のシナリオは。から来ました！夢主の成長して行く姿に感動を覚えています(T ^ T)夢主に幸あらん事を！これからも更新頑張って下さい(*^^*) (2019年2月12日 16時) (レス) id: f43c6355ed (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもコメントありがとうございます！頑張っていきます！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 0958fe27b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年1月21日 21時
