226話 ページ17
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ついに全国大会の開会式が明日に迫ってきていた。
部活終わりで空腹感を感じたのか、Aと豪炎寺はコンビニエンスストアに立ち寄っている。
A「理事長、命に別状はなくて良かったよね。」
豪炎寺「ああ。」
自動ドアから出ながらそんなことを話す。
2人が持っているビニール袋に、Aはあんまん、豪炎寺はからあげが入っている。
手すりのようなものにもたれながらあんまんを頬張るA。
ふっくらとしたパン生地の中にはたっぷりの粒あんが入っている。
シンプルではあるが、甘くてとても美味しい。
A「久しぶりに食べたけどあんまん美味しいなぁ。」
Aはもぐもぐと口を動かす。
豪炎寺「.....ついてる。」
すると豪炎寺は、Aの口の端についた餡子を人差し指で取って、自身の口へ運ぶ。
A「.....へ？」
ぱちくりと瞬きをするA。
豪炎寺「口の端に餡子がついてた、だけ。」
豪炎寺はぱっと目を逸らしてからあげを口に入れる。
A「へ、あ、ありがと...//」
突然のことで驚いた。
豪炎寺の方へ視線を向けると、ほんのり頬が赤い気がする。
そのままパチッと視線が合って、数秒の沈黙が訪れる。
沈黙を破ってくれたのは彼の方だった。
豪炎寺「.....こっちも食うか？」
そう言って爪楊枝に刺したからあげを口元に持ってくる豪炎寺。
A「あ、うん。ありがと。」
お礼を言ってから爪楊枝に刺されたからあげをかじる。
A「.....からっ...！！」
豪炎寺「えっ...辛いのダメだったか...？」
苦笑いしながらAは軽くむせ込んでしまう。
豪炎寺は自身の鞄からミネラルウォーターを取り出してAに渡す。
豪炎寺「飲みかけで悪いけど...」
Aは豪炎寺からペットボトルを受け取ってそのまま口を付けて2口、3口ほど水を喉へ流し込んで一息つく。
A「...ありがと.....」
キャップを閉めようとするが、「そのままでいい」と言われてAからペットボトルを取って水を飲む豪炎寺。
もちろん、口はつけたまま。
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奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» リクエストありがとうございます！続編の方で書かせて頂きます´`* (2019年2月14日 22時) (
レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - お忙しいところすみませんがリクエスト失礼します…日付は過ぎてしまったのですが、バレンタインの豪炎寺君と氷室さんをお願いします…！時間があればでいいのでお願いします！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 海璃さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます´`* (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
海璃(プロフ) - 並行世界のシナリオは。から来ました！夢主の成長して行く姿に感動を覚えています(T ^ T)夢主に幸あらん事を！これからも更新頑張って下さい(*^^*) (2019年2月12日 16時) (レス) id: f43c6355ed (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもコメントありがとうございます！頑張っていきます！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 0958fe27b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年1月21日 21時
