55話 ページ7
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A｢あ〜〜今日もお疲れ様でした...！｣
Aはお冷をひと口飲み込んでから息を吐き出した。
Aと五十嵐は帰り道の途中にある居酒屋で夕飯を摂ることにしていた。
五十嵐｢...伊東さん、最近大丈夫ですか？隈が濃くなってるように感じますけど...｣
A｢そうですかねぇ...でも、やらなきゃ気が済まないんで...！｣
そう言ってからAは串から剥がした焼き鳥を箸で口に運ぶ。
A｢...美味しいですね！ここ、五十嵐さんの行きつけなんですか？｣
五十嵐｢...行きつけってわけじゃないですけど、たまに来ますね。僕、そんなにお酒飲まないんで居酒屋はあんまり行かないんですよ。｣
箸を進めながら応える五十嵐。
するとAは｢えっ｣と声を上げてから問いかける。
A｢じゃあどうして居酒屋にしたんですか？｣
五十嵐｢...えっ、あ、伊東さんが飲まれるかなぁと思って...｣
するとAは若干苦笑いを浮かべる。
A｢...あ〜そうだったんですね...なんか申し訳ないですけど私お酒めちゃめちゃ弱いんで飲めないんですよ...｣
五十嵐｢...え、そうだったんですか...！何だかすみません...｣
少ししゅんとして呟く五十嵐だが、Aは笑って首を横に振る。
A｢いえいえ！居酒屋の雰囲気とかはすごい好きなので大丈夫ですよ！｣
五十嵐｢...ホントですか？｣
ジト目の五十嵐を見てクスクスと笑い、頷く。
すると、Aは近くにいる店員に｢お冷と揚出し豆腐ください｣と言ってから箸を小皿の上に置き、五十嵐に向き合った。
A｢...五十嵐さん、ありがとうございます。｣
五十嵐｢...僕、何かしましたっけ？｣
五十嵐は梅酒ソーダに口を付ける前に口を開いた。
A｢...私のこと、気にかけてくれていたんですよね？｣
ストレートに尋ねられ、五十嵐は思わず返答に吃る。
五十嵐｢...えっ、あ、いや その.....は、はい...｣
A｢.....ホント、五十嵐さんって変わらないですね。｣
Aはもごもごとする五十嵐を見て、頬を緩める。
五十嵐｢えっ...そ、そうですかね...？｣
頬を人差し指に当てながら呟く五十嵐に頷くA。
店員｢お待たせしましたー！お冷と揚出し豆腐です！｣
するとそこへ高校生くらいのアルバイトらしき青年が注文された品を届けにやって来た。
Aは｢ありがとう｣と言ってそれらを受け取り、コップへ口を付ける。
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奏奏奏(プロフ) - リディア94さん» ありがとうございます…！大変遅れまして申し訳ありません！続編を作成致しました！ (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 681665cbc9 (このIDを非表示/違反報告)
リディア94(プロフ) - すごくいいところで話が終わってる…ものすっごく素敵で面白い話なので、続き早くみたいです！！！更新待ってます！ (2019年7月16日 15時) (レス) id: 4cfe601cb3 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - あいちゃむさん» ありがとうございます！毎日少しずつではありますが頑張っていきたいと思います´`* (2019年6月29日 12時) (レス) id: 681665cbc9 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 毎回、更新楽しみにしてます！継続は大変だと思いますが、無理をなさらず可能な範囲で。。 (2019年6月29日 1時) (レス) id: a51c69fc03 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 茉莉花さん» コメントありがとうございます！とても励みになります…*_ _) (2019年6月13日 22時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年6月13日 20時
