少年少女、恋物語°*18歳編*°Part１

第33話『ドキドキ』 ページ34

〜セトside〜


Aちゃんが寝てしまったので、あとの3人で寝る場所を決めていた。


そうして決まったのは、


カノ|俺|Aちゃん|キド


なんと、俺はAちゃんの隣で寝ることになったのだ…


緊張して寝れそうにないが、電気もキドに消されたので寝るしかない…


不安を持ちながら、俺は眠りについた。


しばらくして、体が締め付けられるような違和感に、目を覚ました。


セト「…ん？」


セト「うゎぁっ!?」


眠い目を凝らして見てみると、Aちゃんが俺に抱きついていた。


でも、Aちゃんが目を覚ましたときにこのままだと驚くだろうな…


だからと言って、気持ちよく寝ているところを起こすのも気が引ける…


考えているうちに、俺はまた眠りについていた。


〜翌日〜


貴方「うわあぁぁあ!!!」


俺はAちゃんの叫び声で目が覚めた。


どうやら、予想通り抱きついていたことに驚いていたようだった。


ここは、事実を伝えた方がよさそうだな…


と思った俺は、誤解を招かないように言葉を選びながら話した。


貴方「そ、そうだったんだ…//」


わかってくれた…！


貴方「迷惑掛けてごめんね…」


少しうつむきながら、謝るAちゃん。


セト「Aちゃんは何も悪いことしてないっすよ！」


どうして謝ったのか、よくわからなかったけど、思ったことをそのまま言った。


貴方「ありがとう(ニコッ)」


すると、Aちゃんは笑顔で言った。


セト「っ…///」


自分で顔が赤くなるのが分かった。


それは多分、自分だけに向けられた笑顔だったから。


あれ…？


なんでこんなに嬉しいんだろう…


それは…


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俺がAちゃんのことが


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好き…だから？

第34話『帰り』→←第32話『ヤキモチ』

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