【銀魂】小さなお侍さん

第１８話『ホントの女子はキャーって驚かない』 ページ19

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私と銀さんがそこそこちゃんと話せるようになった頃、急に隣から声が聞こえた。



「......そろそろ起きてもいいですかィ？」


『うひゃあッ！？......あ、いえ、今のは、その、何でも』



うひゃあってなんですか馬鹿なんですか私。

顔が熱い。ちょっと誰か私の顔のスペア持ってませんか。「新しい顔よ！」って持ってきてくれませんかね。



隣を見ると、沖田さんがドSの笑みを浮かべていた。


うっわあ死亡フラグ。




「何をそんなに驚いてるんでィ？なんでしたっけ、うひゃあ？」



ニヤニヤと笑いながら隣のドSは言う。


ちょっと本当にやめてくれません？そろそろ私の無表情が崩れてきますよ。

そうなったらキャラ崩壊ですよキャラ崩壊。



私一応、敬語で無表情なボケキャラなんですよ。珍しいんですよ。......童顔ドSも負けてませんが。



こんなときは......




『あは、銀さんゆっくりしていってくださいね。私はちょっとお手洗いに......』



私のスルースキル、なめないでいただきたい。





「ちょっと待ちなせェ」


『なんですか。まさか乙女のトイレを覗き見ようなんて思ってるんですか。キャー沖田さんヘンターイ』




よし、ここで沖田さんが怯んだところを......



「その前に俺の写真、消しな」



突破、はできず......死亡フラグ再び。

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