これは遠慮のない子供たちがツナ缶たちに精神的ダメージを与えるｍ「それは違う！」えー？ (ページ22)

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標的89　　死ぬ気のコントロールページ22

「それじゃ、修行頑張ってくださいっ」
「……ありがと…」

黒曜ランドに差し入れをして、俺は並盛山に向かった

A、大丈夫かなぁ…?
昨日おじいちゃんにくっついて行ったらしいAは今日は恭弥さんのところに行くらしい

後で回収しに行った方がいいかなぁ
でもAって行動的な時はとことん行動的だしな…

「えっと、多分この辺…」

ガサガサ…

「死ぬ気モード―――!!?」

あ、いた

「手合せ願います、沢田殿」
「死ぬ気の人相手なの――――!!?」
「こんにちは綱吉さん、バジルさん」

声を掛けると、リボーンさんが話しかけてきた

「ちゃおっす、空」
「差し入れに来たんですが…まだお邪魔でしたか?」
「そんなことはねーぞ。お前もやっていくか?」

…へ?

「沢田殿、行きますよ」
「タンマ!タンマ!タンマ!無理無理死んじゃうっ!!」

父さん、滅茶苦茶怯えてる…

「バジルをダウンさせたら次は空だぞ」

「「え゛っ」」

リボーンさん!?
俺いいって言ってないです!!

「行きます!」

ドスッ

「ぎゃっ!」
「うわっ」

痛そう…

「いった～～～っ!めちゃくちゃいてー!!」
「おお!」
「骨に異常はありませんっ」

生身で死ぬ気モードの攻撃を受けてもこの程度で済むなんて…
骸さんと戦った時より父さん強くなってる…?

「今までのお前なら間違いなく気絶していたぞ。修行の第一段階で基礎体力を鍛えた成果だぞ、やったな」
「全然嬉しくねーよ!このまま気絶したかったよ!!」

と、父さん…

「お前がバジルから学ぶことは山ほどあるんだ、しっかりな」
「ちょ、何言って…っ」

父さんが反論する前にリボーンさんが死ぬ気弾を撃った
あれ、今更だけどバジルさんは死ぬ気弾を撃たれてるのかな?

「死ぬ気でお前を倒す!!」
「よろしくお願いします」

死ぬ気同士の戦い…
総合的な実力はまだバジルさんの方が上だけど、どうなるんだなろう?

ダッﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭ

「…攻撃が大振りすぎます…あれでは…」

ガシッ

「死ぬ気になりすぎです、沢田殿」

思った通り、バジルさんが父さんの腕を掴んだ

「本当の死ぬ気になるのは…一瞬でいいんです!」
「がッ!」