struggle40 ページ40
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“阿部顕嵐”
頭の片隅で引っかかる名前
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その答えが何なのか、頭の中で必死に考えていると
ガラッとドアが開き2日ぶりの女子たちの騒ぎ声を聞く
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樹「おはよ」
予想通り樹の姿があった
.
『樹くん大丈夫?』
『心配したんだからね』
『ほんと寂しかった』
樹「ほんとにー?」
いつものように女子に囲まれてる樹
お前はアイドルか←
一応アイドルか…
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いつものように嘘か本当か分からない笑顔を振りまく樹
しばらくじーっと彼のことを見ていると目があった
.
目を逸らさないまま樹は私の方に近づき
自分の席では無く私の前の席に腰をおろした
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樹「一番寂しかったのはお前か」
背もたれに肘をかけるように後ろ向きに座り
私の顔を覗き込んだ
.
あ「何言ってんの」
樹「そんなこと言っちゃってー、
可愛くないなぁ」
そう言うと、一発のデコピンが額に当たり
痛がる私を見て、くしゃっと笑う樹
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樹「俺が休んだ理由聞きたかったんでしょ?
ただの風邪だから」
小さく笑って教室を出て行った樹
ーー
“樹が休んでる理由は
風邪引いてるんじゃなくてちょっとした用事”
ーー
昨日松村北斗が言ってた
.
”うそつき“
と呟いた私の声はクラスの人達の声に掻き消された
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サクラ - 学校でいじめられてて今学校に行ってないんです。そんなときにこの小説見つけて元気出ました。すごく好きです。無理せず頑張ってください!長文失礼しました。 (2018年7月25日 21時) (レス) id: c5757f547a (このIDを非表示/違反報告)
パーテイ - ちょー好きになった (2015年8月28日 21時) (レス) id: fbd97dcb5e (このIDを非表示/違反報告)
璃捺(プロフ) - 廉挙さん» ありがとうございます♪じぐあむほんとですか~♪ (2014年12月20日 23時) (レス) id: bb00406ce1 (このIDを非表示/違反報告)
璃捺(プロフ) - 日向さん» じぐあむ担さんうれしいです(^-^)v (2014年12月20日 23時) (レス) id: bb00406ce1 (このIDを非表示/違反報告)
璃捺(プロフ) - ねこさん» 楽しみにしててください(^_^) (2014年12月20日 23時) (レス) id: bb00406ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃捺 x他1人 | 作成日時:2014年10月25日 14時