争 奪 愛 1st

struggle28 ページ28

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”俺はAちゃんみたいな子、好きだけどね“






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高地先輩のこの一言に胸が高鳴ったような私








先輩に合わす顔ないよ…






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七瀬「Aちゃんおはよ！」









今日は珍しく七瀬が先に教室に来ていたようだ









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あ「あ、おはよ。珍しく早いね」









七瀬「え、Aちゃん知らないの？

今日の朝、生徒集会あるんだよ」









あ「え？」








そんなの担任言ってたっけ








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七瀬「集会の件は昨日決まったの」









とケータイの画面を私に見せた









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臨時！
明日のSHRで全校生徒は体育館に集まること


新生徒会の発表を行いまーす

(安井)

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どうりで廊下が騒がしいわけだ






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七瀬「今年は生徒会に女の子が入るって噂でみんな喜んでるんだって」








あ「そ、そうなんだ…」








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そういえば、会長からの勧誘があったけど
返事してないし。








七瀬「どうしたのAちゃん？

すっごい思いつめた顔してたよ」









あ「なんでもないよ、


ねぇ、もし七瀬が生徒会誘われたらどうする？」








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七瀬「私は入らないかな

入りたいって女の子はたくさんいるから
その人たちに譲るよ」








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七瀬の意見が正解なの



でもはっきりと断れない理由はどうして？







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それとも私は心のどこかで


あの人たちと関わりたいと思ってる…？








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