争 奪 愛 1st

struggle25 ページ25

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優吾「生徒会、どうするの」






たまたま脱靴場で高地先輩と遭遇し、
その流れでオシャレなカフェに連れてきてもらった







…正確に言えば連れてこられた









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あ「正直迷ってます」









優吾「迷ってるってことは少しは生徒会に入る気もあるんだ




なに、安井に惚れちゃった？」








あ「そんな訳ないじゃないですか！

あんな人どこがいいのか」








優吾「ごめんごめん(笑) 」








と悪戯っぽく笑う先輩







.









それと同時に注文の品が運ばれてきた








.







優吾「Aちゃんでもオレンジジュース飲むんだね」








あ「悪いですか」









優吾「いやなんか

意外と可愛いところあるんだなーって」








今度は優しく笑う先輩









あ「そ…そういう高地先輩はブラックなんですね」








優吾「あ、俺甘党に見えたりする？

どちらかというと甘いの苦手でね」








なんか憎いくらい画になる








.








優吾「どうして生徒会に入る気になったの」








と話題はまた生徒会のことに







.







あ「京本先輩に言われたんです」








優吾「大我？」







あ「はい」



“人との接し方、知りたいでしょ？

それに、今は俺らのことに興味なくても少しずつ俺らのこと知っていけば

きっと少しは興味わくと思うよ”







.








優吾「へー、あの大我がね


大我って女の子に好かれやすいけど

自分から優しくなんてしないんだ





だからAちゃんのとこ気になってるのかもしれないね」








あ「そんな訳ありませんよ

こんな無愛想な女、好きになる人なんていませんよ」



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