争 奪 愛 1st

struggle12 ページ12

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高地先輩の言葉の意味が分からないまま




寝る間もずっと考えていたら


いつも通り朝がくる






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あの言葉の意味を知りたい






そう思い昼休みに高地先輩がいるのではないかと屋上へと向かった





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昨日とは違い今日の空は青かった






.







もうひとつ





そんな空を見上げるように寝転がる人物がいた






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？「何しに来たの？」





その人は起き上がりこちらを見るが


私の顔を確認するとまた寝転がる





高地先輩ではなかった







.







あ「いや、ある人を探してて」







？「高地ならいないよ、」





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どうして私が高地先輩を探していると分かったのか






あ「そうですか」





.







先輩がいなければここに用はない







屋上を出ようとすると呼び止められた







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？「君は高地のなに？」






あ「何って、別に何もありませんけど」







そう言うと彼は起き上がり私を見た







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背の高い外国人顔の男の人








ジェシー「もしかしてお前、橘A？」







あ「だったらなにか？」





ジェシー「へー君がねぇ」







会う人会う人


私の名前を知っていたり何かしら反応をするのはなぜだろうか








ジェシー「俺はジェシー

よろしくねAちゃん」







ほんの一瞬だけニヤリと妖しく笑った






.







ここ最近



どうして私はこんなにも人と関わることがあるのだろうか








そして自分も何かおかしい






.







屋上の階段を降りていくと
1人の男の人とすれ違った



私と入れ違いに屋上に上がっていく




ただそこまで気にはとめなかった






ーー





？「ジェシー、また女？」




ジェシー「どの子か分かったよ、橘A




なかなか興味あるね






北斗はどう思う？」






北斗「まさかさっきの女？

別に興味ない、所詮女なんてみんな同じ」




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