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「いや、ボスの見解だとあの組は今後でかくなる」
「なるほどな。んじゃ、資料目通しとくわ」
ひたすらお酒を飲んで、5杯目も飲み終わった。
いつの間にか私の前の前に座る3人はどうやら仕事の話に入ったようで真剣に話し込んでいる。
『(次何飲もうかな〜)』
とりあえず軽いものを飲もうと思って、春くんが買って来てくれたお酒が入ってる袋を漁る。
『…ねむい』
お酒を飲んでいる時の思考は危うい。
コロコロ考えが変わるし、何よりも判断が曖昧になる。
「まだ飲むの」
急に袋を漁っていた手を止められて蘭ちゃんにそう聞かれた。
『んー…』
そう何とも言えない唸り声をあげる。
「どうしようかなー」と思いつつ、不意に蘭ちゃんに目を合わすと、彼が言いたいことがなんとなくわかってしまった。
「これで何本目？」
『ろくはいめ』
「部屋で飲も」
『ぇ、でも…』
なけなしの理性では、「このまま蘭ちゃんと2人きりなのはマズい」と頭が言っている。
けど、不意に手を絡められて、その温かさと掌に異様なくらいドキドキしてしまった。
「あいつらこんな時でも仕事の話でつまんねーし」
「な？」とジッと目を見られて蘭ちゃんの瞳や声、全てが麻薬みたいに流れこんでくる。
無意識に、私も彼の手を握った。
「A、眠いらしいから寝室連れてくわー」
「「「おー」」」
.
蘭ちゃんに手を引かれて寝室に入ってすぐ、なんだか我慢ができなくなって自分から唇を落とす。
『ん…』
蘭ちゃんは黙ってそれを受け取った。
いつもならすぐに舌を絡めてくれるのにソフトキスのまま。
「…どうしたの？」
顔を話すと、少し口角を上げて楽しそうな顔をしている。
『だ、って…ちゅー…』
「んー？」
そう言いながら、髪の毛を優しく撫でる蘭ちゃん。
『いじわるしないで…っ』
「してないよ？」
『ちゅーして、ちゃんと』
「したじゃん」
『ちがう』
「えー、俺わかんないな？」
「ちゃんと言って」という目で見られて。
でも、言葉で伝える時間も惜しくて、自分からまた唇を重ねて舌を絡める。
『ｯん…ぁ、ふ』
「はは…ｯかわい」
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水原カノ(プロフ) - エリザベス女王さん» コメントありがとうございます☺️随分遅くなってしまい本当に申し訳ないです…しっかり再開する予定ではありますのでお待ちいただけると幸いです！ (2022年11月13日 16時) (
レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
エリザベス女王 - 蘭ちゃんが尊い､､､‼️更新頑張ってください！あと続編おめでとうございます！楽しみに待ってます❤ (2022年7月11日 6時) (レス) @page26 id: f466090db3 (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - 華さん» いつもコメントありがとうございます！頑張ります〜(*´-`) (2022年5月9日 13時) (レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
華 - こちらの作品も続編、おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2022年4月20日 23時) (レス) @page4 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水原カノ
| 作成日時：2022年4月20日 17時
